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中国で「茎レタス」と呼ばれる野菜が、生の野菜には禁止されている着色料に浸されていたことが明らかとなりました。白菜を有害物質に浸していた問題も明らかになった中国。食をめぐり物議を醸しています。

■野菜倉庫で「緑色」の液体に浸す様子が

中国各地で愛される中華料理「キクラゲと茎レタスの炒めもの」。その名の通り主役は鮮やかな緑色の「茎レタス」です。

日本ではあまりなじみのない野菜ですが、北京の市場をのぞいてみると、いろいろな場所で売られているポピュラーな野菜であることが分かります。

この茎レタスをめぐり、“食の安全”を揺るがす問題が明らかとなりました。

中国・甘粛省の野菜倉庫で、茎レタス全体に液体を散布したり、茎部分を液体に浸したりする様子を捉えた映像。液体は「緑色」です。

この緑色の液体の正体は、日本では「青色1号」として知られる食用着色料と「黄色4号」として知られる食用着色料を混ぜたもの。

中国当局は業者を処分 11.8トン分を廃棄

日中両国で、菓子や飲料などへの使用が認められていますが、新鮮さを偽装する目的で使われるのを防ぐため、生鮮野菜への使用は禁止されています。

しかし、“野菜の見た目をよくするため”に着色料を使用したと語る販売業者。

茎レタス販売業者
「ここに入荷した時に葉っぱがすれて傷んだり、赤くなったりするので、これを使うと見た目をよくすることができます」

中国当局が、野菜の買い取り業者などに検査を実施したところ、6社で食用着色料を生鮮野菜へ使用したことを確認。業者を処分するとともに、着色料を使用した疑いのある、11.8トン分の茎レタスを廃棄したということです。

■消費者「必ず禁止すべき」

こうした事態に消費者は…

北京市民
「これは必ず禁止すべきです。食品の安全は国民生活にとって、とても重要です」

茎レタスを購入したばかりの夫婦は…

北京市民
「よく食べます。もちろん怖いです。しっかり調査した方がいいと思います」
「本当に新鮮なものを買いたいです」

■発がん性物質に浸した白菜も

中国の食品をめぐっては、「茎レタス」以外にも問題となっているものがあります。

先月、河北省で買い付け業者が長距離輸送の際の鮮度を保つために、白菜を発がん性の有害物質「ホルムアルデヒド溶液」に浸していたことが明らかになりました。

上海の生鮮市場では、白菜の販売を一時的に取りやめる店も出るなど影響が広がっています。

厚生労働省は、問題となっている中国産茎レタスについて、日本に入ってきている事実はないと回答。

また白菜についても、中国政府から「日本への輸出はない」と報告を受けているということです。