くら寿司に批判が…(C)日刊ゲンダイ

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 回転寿司チェーン「くら寿司」が開催する「ちいかわ」とのコラボキャンペーンが物議を醸している。ナガノ氏による人気コンテンツ「ちいかわ」は、7月24日公開の初映画「映画ちいかわ 人魚の島のひみつ」が、1カ月で興行収入100億円を突破。現在、人気に乗じて複数の飲食店とコラボし、くら寿司にも多くのファンが訪れている。

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 発端は、8月21日から全国の店舗で始まった、皿5枚ごとに1回ゲームに参加できる「ビッくらポン!」の景品だ。全5種類のフィギュアが出ないという報告がXで相次ぐ一方、全種類セットがメルカリに出品され、店員が抜いているのではないかとの疑念が広がった。

 くら寿司は2日、SNS上の指摘を受け、「現在、事実関係の調査を迅速に進めております」と発表。景品についても「原則、鍵付き倉庫内での保管とし、複数名での開封・補充および担当者を明確化するなど厳正な管理を行っており、不適正な取り扱い・取得は一切容認しておりません」と説明した。

 しかし騒動は収まらず、4日開始の第2弾の景品「湯呑み」に似た商品が、前日の3日からフリマアプリに出品されていたとの指摘も相次いだ。当該商品が“本物”かは不明だが、くら寿司にも厳しい声が上がっている。

■転売ヤー対策の限界

 以前からフリマアプリ側の転売ヤー対策は問題視されてきたが、解決する兆しはない。ITジャーナリストの井上トシユキ氏が言う。

「フリマアプリ各社の関係者に聞くと、警察とは連携し、定期的に会合を開いていると聞きます。アプリ側からの違法・脱法商品の出品に関する報告、警察からはトクリュウの被害物品の出品情報など、先回りして情報交換して対応しているようです。また、非売品・キャンペーン商品の出品をしないよう呼びかけもしていますが、物理的には実際に出品されないと対処できない。AIや目視するスタッフも増やしていますが、撲滅は難しいようです」

 井上氏によると、違法な出品後すぐに購入者が現れる場合、値段を吊り上げるためのヤラセのケースもあるという。

 また、過去に「ちいかわ」ではない別のキャラクターキャンペーンでは、AIフェイク画像が出回ったことがあるという。

「店員が景品を袋詰めしている画像がSNSに投稿され、炎上したのですが、実際は偽物だった。素人には分からない精巧なもので、犯人がユーザーの目をそらすために作った可能性があります。そのため、企業側を責めるのも得策ではありませんし、ユーザー側も、非売品をフリマアプリで購入しないこと。求める人がいるから、違法出品者が出てくることも知ってもらいたい」(井上トシユキ氏)

 ファン心理を考えると解決は難しそうだ。

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