「ストレスだった」日本代表守護神の獲得消滅→セリエA名門加入のイタリア代表GKが“待たされた日々”に本音「特殊な数週間だった」
しかし、最終的に取引は実現しなかった。セリエA開幕が近づくなか、急ぎたかったユベントスが手を引いたとも言われる。ユベントスへのレンタルが消滅したのち、鈴木のPSG移籍も破談となり、最後はアストン・ビラ移籍に至ったのも周知のとおりだ。
去就が不透明なまま、夏の大半を過ごさなければならなかったのは、精神的にも簡単ではなかっただろう。ヴィカーリオはイタリア紙『Tuttosport』で「ずっと自信は失っていなかった。でも、特殊な数週間だったよ」と振り返った。
「少しストレスだった。自分が望んでいたのはユベントスに来ることだったからね。メルカートには自分でコントロールできない流れがある。クラブはクラブの評価をする。僕は彼らが自分を選んでくれてうれしく思っているよ。自分の最大の夢だったからね」
それだけに、現在のヴィカーリオは喜びに満ちているようだ。セリエA開幕戦でデビューを飾ると、パルマとの前節ではホームのサポーターの前で決定的なセーブも披露。ファンの心をつかんだ。
ヴィカーリオは「アリアンツ・スタジアムとの関係? 感動的だよ。ウォーミングアップのときからすごく感動していたし、言葉で言い表せないほどだ」と述べている。
「心で感じるもので、生涯消えることがないほど印象的だった。ポジティブなデビューになったよ。でも、いつも言っているように、常にバランスが必要だ。リーグ戦は長い。精神的な強さでバランスを保ち、自分にコントロールできることに集中する必要がある。日々の仕事、監督の指示、チームメイトたちの信頼だ」
ヴィカーリオがユベントスのゴールマウスでどれほど存在感を放てるか、注目だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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