ネパール、不明の2人救助 土石流発生10日目

【カトマンズ共同】ネパール中部と中国チベット自治区の国境付近で起きた大規模な土石流と洪水で、ネパールメディアは4日、被災した水力発電所のトンネルで行方不明になっていた作業関係者2人が救助されたと報じた。8月26日の発生から10日目。他にも閉じ込められている作業員が多数いるとみられ、軍や警察は捜索を急ぐ。
ロイター通信は、別の水力発電所のトンネルに閉じ込められている46人が生存している可能性が高いとの見方を伝えた。施設関係者の話だとしており、内部に水や食料も残されているという。
9月3日夜時点で両国の死者は計1280人。大阪の日本人家族5人を含む計約5620人が行方不明になっている。
一方、国連児童基金(ユニセフ)は3日、ネパールの2万2千人以上の子どもが安全な飲料水や衛生支援を緊急に必要としていると発表した。損壊した学校も多く、子どもたちの衛生面や心理面でのケアが急務だ。
ネパール政府は、土石流発生から13日目となる7日を犠牲者追悼の日にすると決めた。政府機関や在外公館で半旗を掲げる。

