インフルエンザ患者数が増加 広島県「流行入り」基準に近づく 例年より早い感染拡大の理由と注意点
2日、広島市で早くもインフルエンザの流行入りが発表されましたが、広島県全体でも患者が急増しています。
広島県によると8月30日までの1週間で、定点医療機関当たりのインフルエンザの患者数は「0.91人」となり、前の週の「0.37人」を大きく上回りました。
今年は例年より大幅に早くインフルエンザの感染が拡大しています。9月に入り2つの学校で学級閉鎖が発生した広島市では、2日「流行入り」が発表されています。
県などは、こまめな手洗いや必要な場面でのマスクの着用など基本的な感染対策を徹底し、症状が疑われる場合は早めに医療機関を受診するよう呼びかけています。
例年より早い感染拡大について理由や注意点などを確認していきます。
インフルエンザの症状はこちらです。堀江内科小児科医院の堀江院長によると、突然の発熱(38度以上)・全身のだるさ・咳や鼻水のような風邪の症状・のどの痛みなど、これらが「きつめに出る」ということです。
今の時期は熱中症も多いですが、症状の違いはというと、発熱やだるさは共通ですが、熱中症の場合は、食欲不振・吐き気・めまい・脱水などがあるのが特徴です。
なぜ、今流行しているのかというと、インバウンド(日本とは季節が逆の南半球のインフルエンザ流行地域から) の増加・冷房を使い続け換気をしないことも理由のひとつと考えられます。
暑いですが、定期的に窓を開けて湿度を50~60%ぐらいに保つことが大事だということです。
気になる予防法です。広島県感染症・疾病管理センターの桑原正雄センター長によると、基本的な感染症対策、必要時のマスク着用・しっかり手洗いをする・人混みを避ける・ワクチンの接種が、やはり大切だといいます。
ワクチンは、接種後2~3週間で効果を発揮しはじめます。そして、そこから5か月間ほど効果が持続します。医療機関での接種開始は10月はじめごろから可能になりそうです。
まずは基本的な感染対策をしっかりすること、インフルエンザウイルスは感染力が強いので、疑わしい症状があるときは早めに医療機関を受診しましょう。
【2026年9月3日 放送】
