漢方養生指導士ロン毛メガネが、「秋の過ごし方、実は逆でした?!東洋医学の秋養生3大ポイント」を公開した。東洋医学の観点から、夏の活動を落ち着かせ、冬に備えて体を整える「収」の季節である秋の過ごし方と、不調を防ぐための具体策を解説している。

ロン毛メガネは冒頭で、秋に不摂生をすると冬になって不調として現れるという東洋医学の考え方「秋債冬還」を紹介。「秋は肺を潤す・養う、心を落ち着かせることが大事」と結論づけた。肺は体のバリア機能を担っており、秋の乾燥から肺を守りしっかりと整えないと、冬の寒さに攻撃されて風邪を引きやすくなるという。

具体的な過ごし方として、秋のテーマを「収(収まること)」と定義。日没が早まる自然のリズムに合わせて就寝時間を少しずつ早め、朝は太陽と共に起きることを推奨している。さらに、心を落ち着かせるための朝晩の腹式呼吸や、些細な「良い出来事」を紙に書き出す習慣を提案。「話すことは肺の気を使う」として、いつもより少し静かに過ごすこともポイントに挙げた。

また、秋は悲しくなりやすい季節であるため、気分の落ち込みやイライラを感じた際のメンタルケアにも言及。手首にある「太淵」や足の「太衝」といったツボを押し、深呼吸を繰り返すことで心身を整える方法を解説した。「全部我慢して情緒を隠してほしいわけではない」と前置きした上で、激しい川の流れを穏やかにするイメージで過ごすことが大切だと語った。

食事面では、発散する力を持つ辛いものを減らし、レモンや梅などの酸味を持つものを取り入れることを推奨。梨やれんこん、白ごまなど、肺を潤す白い食材も効果的だという。運動については、激しく汗をかくものを避け、散歩ストレッチなどで穏やかに体を動かすのが適していると説明した。

秋は心身を静かに整え、冬への準備をする季節である。日々のちょっとした積み重ねを意識することが、これからの季節を健康に過ごすための鍵となるだろう。

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香港出身、在日16年。東洋医学・中医学の知識をもとに、睡眠、自律神経、更年期、メンタルケア、季節養生など健康に役立つ情報をわかりやすく発信。毎日を元気に過ごすための養生法をお届けしています。 ・ホンマでっか!?TV出演 ・書籍執筆5冊 ・メディア、雑誌監修作多数