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 今年6月2日、肺炎のため76歳で死去したプロボクシング元WBC世界ライト級王者で俳優、タレントとしても活躍したガッツ石松(本名・鈴木有二)さんの「お別れの会」が2日、午後1時から東京・後楽園ホールで開かれる。

 お別れの会は、現役時代に所属した旧ヨネクラジムの後輩で元WBC世界ライトフライ級王者・中島成雄氏が発起人代表を務め、ガッツさんが設立した「プロボクシング世界チャンピオン会」、旧ヨネクラジム有志、個人事務所「ガッツエンタープライズ」が共催。男女の新旧世界王者41人が出席するほか、一般ファンも献花する。会場の祭壇には現役時代の写真や赤いカーネーションで作成された“ガッツポーズ”が設置され、リング上には当時のガウン、入場時に話題を集めた三度笠(さんどがさ)と合羽(かっぱ)も展示された。

 「世界チャンピオン会」の会長職を2024年にガッツさんから引き継いだ元WBC世界スーパーライト級王者の浜田剛史・帝拳プロモーション代表(65)が、開会前に取材に応じ「石松さんの性格もありますし、明るくお別れしたいなとみんなに意見を聞きました」と説明。ガッツさんについて「50年以上前のチャンピオンですけど、当時世界チャンピオンになって5度防衛というのは今では考えられない快挙だと思う。それを今の時代の選手たちに伝えようと思ってもなかなか伝わらない」と評し、「バラエティーの影響が強すぎた。我々ボクシング界の人間からすると、あれだけの成績だったわけですから、もっとボクシングを前面に出してほしかったというのもありますね」と話した。

 「チャンピオン会」に対するガッツさんの思いは「相当強かった」そうで、会の進め方などについて相談すると「電話は1時間は終わらなかった」と明かした。昨年の会合の前、電話で出席を促したところ「俺、腰が痛いんだよ」と断り、「来年はぜひ来てください」との要望に「分かった」と答えていたという。「今は会のメンバーもずいぶん増えたが、石松さんが立ち上げてくれたから今がある。なくしちゃいけないということで今日も“安心してください”という意味で開いた」と説明した。

 電話では必ず最後に「OK牧場!」と付け加えていたそうで、浜田氏は「私の場合はほとんど毎回。夜中でもですね。誰も聞いていないんだから、しゃべる必要はないと言ったけど、最後はOK牧場と決まっていました」と懐かしそうに話した。一方、旧ヨネクラジムの後輩でもある大橋秀行・大橋ジム会長は「後輩なんで生のOK牧場は聞いたことないんです」と明かしていた。