インフルエンザ流行の兆し…要因は変異株?三重・四日市市の高校で学級閉鎖も 医師の見解は
三重県四日市市の高校では、学年閉鎖の措置がとられました。「夏休みが終わり、きょうから新学期」という学校も多い中、流行の兆しを見せているのが、インフルエンザです。
1日朝の、名古屋市中川区の露橋小学校。校長が声をかけるのは、夏休みを終えた子どもたちです。
始業式には、全校児童約250人が集まりました。愛知県内では1日、多くの公立小中学校で始業式が行われています。
Q.夏休みの思い出は
「広島へおばあちゃんに会いに行った」(小学5年) 「志摩スペイン村に行った。久しぶりに(友だちに)会えてうれしい」(小学5年)Q.2学期で楽しみなことは
「アジア・アジアパラ大会や遠足、中津川(の野外学習)も楽しみ」(小学5年)楽しみなイベントが目白押しの新学期。しかし、「インフルエンザ」がいま、流行の兆しを見せています。
インフルエンザが流行シーズンに
三重県によりますと、県立四日市高校では2年生320人のうち、103人が発熱やのどの痛みなどの症状を訴えました。
このうち32人がインフルエンザと判明。
高校では1日、2年生を対象に、県内で今シーズン初となる学年閉鎖の措置をとりました。
インフルエンザを巡っては、厚生労働省は8月28日、定点当たり報告数が、流行開始の目安となる1.00を上回る、1.11となったため、インフルエンザが流行シーズンになったと発表しています。
今年は珍しい兆しが…
1日朝、名古屋市の小児科では――。
診察を受けるのは、高熱やせきなどの症状がある子ども。
「ちょうど夏休みが終わるか終わらないかのときだったが、『無理させても』というのもある、夏の疲れも出たかなと思って。(インフルエンザが)はやっていると聞いて心配で」(保護者)
「きょうは、せきが夜中にひどくて、鼻水もすごくて眠れないのと、39℃以上の熱があったので来た」(保護者)
院長の三輪田医師によると、例年この時期は、インフルエンザなどの感染症の患者は減少するそうですが、今年は、珍しい兆しが見えているといいます。
「例年、インフルエンザの患者をこのシーズンに見かけることは少ない。まだ11月に例年始まるような大きな流行にはなっていないが、1週間に何人かインフルエンザの患者がいる」(みわた小児科 三輪田俊介 院長)
流行の要因に「変異株」
新学期が始まる今、流行し始めた要因の一つに変異株があるといいます。
「『サブクレードK』という新しいインフルエンザの型が、現在世界中で流行しているので、社会も個人も免疫をあまり持っていないインフルエンザの型がはやっている。このまま学校が始まり、学校でうつし合い、ちょっとした流行になる可能性はあると思う」(三輪田院長)
三輪田医師は、早めのワクチン接種で免疫をつけてほしいと話します。
「風邪症状にさらに熱が出て、体がだるいといった症状がある場合は、インフルエンザを今年の場合は疑う必要がある。熱が出た、体調が悪いというときに、インフルエンザかもしれないなと考えてもらうことがとても大切」(三輪田院長)
