2026年11月19日に発売が予告されている「グランド・セフト・オートVI(GTA6)」のゲームプレイ映像とマップ画像がリークされた問題について、パブリッシャーのTake-TwoはDiscord・Microsoft・X・YouTubeにDMCA召喚状を請求してリークした人物の特定に動いています。Take-Twoは「調査は急速に進展している」と述べており、新たにDiscordを対象とする2度目のDMCA召喚状を裁判所に申請しました。

Take-Two Says GTA 6 Leak Probe Is "Rapidly Evolving," Wants New Discord Demands Under Seal * TorrentFreak

https://torrentfreak.com/take-two-says-gta-6-leak-probe-is-rapidly-evolving-wants-new-discord-demands-under-seal/

GTA 6 leaker cashes out in $250,000 crypto rug pull just hours before Rockstar's official reveal - memecoin crashes as Cyberleek's 'anti-corporate' campaign ends in a payday | Tom's Hardware

https://www.tomshardware.com/video-games/console-gaming/gta-6-leaker-cyberleek-cashes-out-roughly-250000-hours-before-rockstars-official-reveal

2026年8月18日ごろから、「CYBERLEEK」と名乗るリーカーがGTA6のゲームプレイ映像と数枚のマップ画像を共有し始めました。CYBERLEEKが共有した情報をXで発信したユーザーには、DMCAに基づく削除申請が届いていることも報告されていました。

GTA6のゲームプレイ映像とマップがリークされる - GIGAZINE



仮想通貨メディアのCoinDeskが報じたところによると、リーカーは「GTA6」の映像に独自のミームコイン「(約40億円)まで上昇させたそうです。最終的に、「GTA6」の公式ゲームプレイ映像公開の数時間前に保有していたトークンが売却され、12万5000ドル(約2000万円)の利益を得たとみられています。

Grand Theft Auto VI: An Extended Look - YouTube

リークを受けてGTA6の開発元であるTake-Twoは2026年8月20日に、ニューヨーク南部地区連邦地方裁判所に2件のDMCA召喚状を提出し、CYBERLEEKの正体を特定するようMicrosoftとDiscordに要求しました。さらにその翌日には、XとGoogleに対する召喚状も申請しています。

「GTA6」の情報をリークした人物を特定するため開発元がDiscord・Microsoft・X・YouTubeにDMCA召喚状を請求 - GIGAZINE



Take-Twoはリーカーの氏名に加えて、特定されたDiscordサーバーで通信をしたすべてのアカウントについて、MachineGuidおよびMSAデバイス識別子・登録および最終ログイン時のIPアドレス・電話番号・リンクされたGoogleおよびXboxの接続情報・OneDriveコンテンツを求めており、かなり広範囲のユーザーを対象にしていることが注目されていました。Take-Twoは「要請は8月21日に発行され、Discordに速やかに送達された」と声明で述べていますが、裁判所書記官による発行記録は確認されておらず、Discordのマーケティング責任者であるライアン・リグニー氏はXで「DiscordはまだTake Twoからの召喚状を受け取っていません。受け取り次第、対応前にその有効性と範囲を評価します」と明かしました。





その後、2026年8月28日にTake-Twoはニューヨーク連邦裁判所に2つ目のDMCA召喚状を求めました。この2回目の要請はより対象を絞ったもので、追加のDiscordユーザー1名と、以前に特定されたユーザー1名に焦点を当てています。Take-Twoは裁判所に対し、召喚状を「非公開」とするよう求め、「要求内容を公開すると証拠の隠匿などにつながり、侵害行為を行ったとされる側に有利になるため、秘密裏に申請を行うことには正当な理由がある」と主張しました。

記事作成時点では、Take-Twoの新たな要求事項は非公開となっており、裁判所が非公開のまま処理するかどうかの判断も未定です。

また、Take-Twoはリークされた動画に関連する3つのYouTubeアカウントについてもDMCA召喚状を請求していましたが、連邦裁判所の判事は「標的が動画とどのように関連しているかについての詳細な情報がない限り、要請を承認することはできない」として請求を拒否しました。Take-Twoは追加の詳細をいくつか提供していましたが、捜査の進展を理由にYouTubeに関する請求は取り下げています。