「ドアカラ」商品を紹介する阿部さん(右)と今尾さん=7月、河西工業本社

 自動車のドアトリムを中心に内装部品を手がける河西工業(寒川町)が、生産工程の端材を活用したアップサイクル(付加価値の高い再利用)ブランド「ドアカラ」を打ち出した。今春に通販サイトを開設し、日産自動車のスポーツ車「フェアレディZ」の内装材を使った、初の公式ライセンス商品を7月末に発表。一般消費者向け市場に進出し、新たな収益源を確保する。

 ドアカラは、ドアの内張りやクッション材の端材である合成皮革や吸音材を再利用したブランド。「クルマの中の上質を、暮らしの中へ」をコンセプトに、トートバッグ(1万4800円)、サコッシュ(1万2千円)、クッション(9900円)などを展開する。

 主力のサコッシュ(271グラム)は軽量設計ながら、収納力に優れる。昨年末にクラウドファンディングで試験販売し、自動車内装材ならではの上質な手触りと軽さが評価され、120個を売り切った。4月に通販サイトを開設した。