「もう、ドーっと来たんで」 27日からの大雨で道路の冠水や住宅の浸水被害が相次ぐ 被害の全容はまだわからず 秋田
27日からの大雨で県内は北部を中心に道路の冠水や住宅の浸水被害が相次ぎました。
今のところけが人は確認されていませんが、被害の全容は明らかになっていません。
闇を裂く稲光。
「断続的に雷が鳴り響き雨脚も強まってきました」
秋田市内のスーパーの駐車場はくるぶしほどまで冠水していました。
前線や温かく湿った空気の影響で、県内は27日から28日の明け方にかけて断続的に雨が降り、県の北部や中央部で大雨となりました。
車が水しぶきをあげながら、走っていきます。
藤里町では27日午後6時半ごろまでの1時間に、観測史上最大となる68.5ミリの非常に激しい雨を観測しました。
こちらは27日午後3時ごろ、能代市中心部で撮影された映像です。
マンホールから水しぶきが勢いよく噴き出していました。
27日の降り始めからの降水量は、藤里町で186ミリ、秋田市仁別で165ミリ、大館市陣場で135ミリなどとなっています。
藤里町では平年の8月1か月分の降水量の約8割が、わずか半日ほどで降りました。
県内では一時、北秋田市と五城目町のあわせて約850世帯、1,800人あまりに避難指示が出されました。
建物への被害も出ています。
県総合防災課によりますと午後3時時点で、住宅の床上浸水が能代市で2棟、床下浸水が能代市と大館市を中心に14棟、確認されています。
能代市では市の職員などが被害状況の調査を進めていました。
土屋弘樹記者
「どんな感じだったんですかね」
住人
「もう(午後)3時半頃に土砂降りになってきて、それで全部もうあっという間に 水が入ってきたっていう」
記者
「床の上まで入ってきた」
住人
「床上です。床上20センチです。20センチも入っちゃった」
記者
「初めてのことですか?」
住人
「去年もありました」
記者
「去年もあったんですか?」
住人
「2年連続」「笑うしかなかったですね。あきれてしまってっていうか、なんて言うんでしょうね、ぼう然としてしまって」
付近の住民によりますと27日は短時間で雨脚が強まり、わずか5分ほどであたり一面が大人の腰の高さまで冠水したということです。
この地区はすり鉢状の地形になっていて水が溜まりやすく、住民たちは毎年のように浸水被害に悩まされているといいます。
住人
「使い古しのふとんあったんで、それでちょっと抑えようとしたんですけども、それなんかもうみんな水吸っちゃってもう全部(水が)中の方に入ってしまったんですよ」
記者
「じゃあ全然間に合わなかった」
住人
「間に合うも、間に合わないも、もうドーっと来たんで」「(行政には)排水の方をうまくやっていただければなという気持ちですね」
今のところ人への被害は確認されていません。
生活の場が繰り返し被害を受ける中、急な雨への備えと地域の浸水被害への対策が改めて問われています。
※8月28日午後6時15分のABS news every.でお伝えします