《真珠の耳飾りの少女》を鑑賞後、記念撮影する愛子さま(写真/時事通信社)

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 愛子さまは8月20日、大阪中之島美術館で開かれた「フェルメール《真珠の耳飾りの少女》展」の開会式に出席。オランダ・マウリッツハイス美術館所蔵の名画を中心とした同展の目玉、《真珠の耳飾りの少女》を鑑賞し、「光の加減も巧妙ですね」などと感想を述べた。

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 この日、愛子さまは淡いブルーの水玉模様のワンピースに、真珠のイヤリングとネックレスを合わせた装いで登場した。皇室ファッションに詳しいファッションライターは、こう解説する。

「ブルーは《真珠の耳飾りの少女》のターバンに使われた色で、作品とのつながりを感じさせる色です。当時きわめて高価だった天然鉱石『ラピスラズリ』を用いた鮮やかな青は、現在では『フェルメール・ブルー』とも呼ばれています。

 そこに、作品のタイトルにもなっている真珠のアクセサリーを合わせることで、名画へのオマージュを感じさせるコーディネートになっています」

キャサリン妃の「フェルメール・コーデ」との違い

 オランダを代表する名画のひとつである《真珠の耳飾りの少女》。これまで各国のロイヤルが鑑賞してきた作品で、今年6月には天皇もオランダ公式訪問中にマウリッツハイス美術館を訪れ、同作を鑑賞している。

 ロイヤルが名画を鑑賞する際には、作品を意識した装いが注目を集めることも少なくない。前出のファッションライターが続ける。

「"フェルメール・コーデ"といえば、英国のキャサリン皇太子妃を思い浮かべる人も多いでしょう。キャサリン妃は2016年、マウリッツハイス美術館で《真珠の耳飾りの少女》を鑑賞した際、淡いブルーのワンピースに真珠のイヤリングを合わせ、話題になりました。

 また、今年6月に天皇陛下が同作を鑑賞された際も、陛下とウィレム=アレクサンダーオランダ国王が締めていたネクタイは淡いブルーでした。《真珠の耳飾りの少女》を鑑賞する際、"フェルメール・ブルー"を想起させる青系のアイテムを取り入れることが定番になっているようです」

 しかし、今回の愛子さまの装いには、キャサリン妃らとは異なる"工夫"が見られたという。

「愛子さまの装いで特徴的なのが、水玉模様です。水玉を取り入れることで服全体に軽やかなリズムが生まれ、若々しく親しみやすい雰囲気が添えられています。

 さらに注目したいのは、水玉の"丸"という形です。丸い真珠がアクセサリーとして存在感を放つ一方、ワンピースには小さな丸が規則的に散りばめられている。服の柄まで真珠に呼応させたようにも見えます」(同前)

 名画を再現するだけではない、愛子さまらしい"フェルメール・コーデ"だった。