ISSでNASAとESAの宇宙飛行士が船外活動を実施 前回間に合わなかったアンテナの設置が完了
NASA(アメリカ航空宇宙局)は2026年8月25日付で、ISS(国際宇宙ステーション)で船外活動が実施されたと発表しました。
今回の作業は1週間前に実施された前回に続き、NASAのAnil Menon(アニル・メノン)宇宙飛行士とESA(ヨーロッパ宇宙機関)のSophie Adenot(ソフィー・アデノ)宇宙飛行士によって行われ、故障したアンテナに替わる予備のアンテナの設置が完了したということです。
ISS通算283回目の船外活動 予備アンテナの状態は良好
今回の船外活動は、ISSのZ1トラスに設置されているアンテナの交換作業を目的として実施されました。このアンテナはNASAの追跡・データ中継衛星を経由した、地上との高速なデータ通信を行うための機器です。
2026年8月18日に実施された船外活動では、故障したアンテナの取り外しが行われたものの、作業に想定以上の時間を要したことから、予備のアンテナを取り付ける作業については次の船外活動へ持ち越されていました。
2名による船外活動は、アメリカ東部夏時間2026年8月25日8時27分(日本時間同日21時27分)に開始されました。前回に続きMenon宇宙飛行士は識別用の赤いストライプが入った宇宙服を、Adenot宇宙飛行士はストライプがない無地の宇宙服を着用。船外活動は6時間30分におよび、アメリカ東部夏時間同日14時57分(日本時間翌26日3時57分)に終了しています。
NASAによると、取り付けられた予備のアンテナは初期の点検で電力供給とデータ転送が良好な状態であることが確認されており、引き続き機能のテストが実施されるということです。
なお、今回の船外活動はISS全体として通算283回目で、Menon宇宙飛行士にとっては3回目、前回が初めてだったAdenot宇宙飛行士にとっては2回目の船外活動となりました。
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文/ソラノサキ 編集/sorae編集部
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