『ウ・ヨンウ』が日本リメイク! 『南田南弁護士は天才肌』主演・芦田愛菜への絶大な信頼感
自閉スペクトラム症(ASD)の新人弁護士・南田南が、社会の中でさまざまな壁にぶつかりながらも、ハンディキャップを個性と武器にしながら仲間たちとともに難題に挑むハートフル法廷ドラマ『南田南弁護士は天才肌』が、カンテレ・フジテレビ系の月10ドラマ枠で10月19日からスタートする。
参考:芦田愛菜主演で『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』日本リメイク 自閉スペクトラム症の弁護士に
原作の『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』(以下、『ウ・ヨンウ』)は、NetflixのグローバルTOP10(非英語シリーズ部門)で7週連続1位を獲得するなど、韓国のみならず世界各地でシンドロームとなったことは今も記憶に残っている。
本作の最大の見どころは何といっても、ASDであるがゆえに生まれる周囲の人々との不協和音、仕事での失敗に悩みながらも弁護士として奮闘し、人間としても成長していく主人公ウ・ヨンウの姿だ。そんなウ・ヨンウの存在が周囲のマジョリティの偏見をほどくことで、視聴者もまた自分自身が知らずに抱いていた障がい者やマイノリティへの先入観に気づかされた。
こうしたウ・ヨンウというキャラクターも物語も、制作陣と俳優の深い葛藤の中で生み出されたものだった。脚本を担当したムン・ジウォンは、ASDに関する膨大な資料を読み込んだうえで、「この人が社会生活をしながら向き合う困難と突破する力をすべてASDの特性で探した」という(※1)。
主演のパク・ウンビンもまた、これまでの作品に登場する自閉症のキャラクターを一切参考にせず、新しいキャラクターを描くことだけに努力を重ねた(※2)。自閉症スペクトラムの方々それぞれが持つストーリーを丁寧に理解しようとした歩みこそが、『ウ・ヨンウ』大ヒットの秘訣なのだった。
日本リメイク版で主演を務める芦田愛菜といえば、豊かな表現力と確かな演技力に定評がある。5歳で出演したドラマ『Mother』(2010年/日本テレビ系)にはじまり、彼女の名前を一躍スターダムへと押し上げた『マルモのおきて』(2011年/フジテレビ系)の主演など、ドラマや映画のみならずバラエティーでも大活躍中だ。幼い頃からの圧倒的な読書量で培った知性と、子役俳優出身というきらびやかな経歴にあぐらをかかない地に足の着いた言葉に好感を抱く視聴者が多い。役柄への理解、社会への想像力が必要なウ・ヨンウ/南田南というキャラクターを担う俳優としては、かなり信頼できるのではないだろうか。繊細さと力強さを併せ持った原作に負けないドラマになることを期待している。
参照※1. https://cine21.com/news/view/?mag_id=100846※2. https://www.khan.co.kr/article/202208240800001(文=荒井南)

