なぜ? りくりゅう婚約に「モヤつく」「ちょっと違和感」の声が相次ぐ… 金メダルカップルに心ないコメントをする人々の胸の内
フィギュアスケート・ペアの「りくりゅう」こと三浦璃来さん(24)と木原龍一さん(34)が8月23日、それぞれのSNSで婚約を発表した。今年2月のミラノ・コルティナ五輪では、日本勢として初めてペアで金メダルを獲得。4月に競技生活からの引退を発表した2人が、今度は人生のパートナーとして歩んでいくことになった。
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投稿では、連名で《嬉しい時も、辛い時も、たくさんの時間を共に過ごし、支え合いながら歩んできました。いつしか、お互いにとってかけがえのない、なくてはならない存在となりました》と報告。木原さんが氷上で片膝をつき、三浦さんに指輪を差し出す“プロポーズ写真”も公開した。

リンクを降りた後も抱き合ったり、木原さんが三浦さんを抱き上げたりする仲睦まじい姿が注目されてきた二人。かねてより、ファンの間では交際を期待していた声も多く、今回の発表後には、《やっぱり!おめでとうございます》《最高にお似合いの二人》《競技でも人生でもパートナーになるなんて素敵》《今年1番幸せなニュース》……といった祝福のコメントが相次いだ。
三浦さん自身も発表後の周囲の反応について、SNSで「あまり驚かれていないことに驚いています笑」とコメントしている。
「ベタベタしすぎ」「見ていて恥ずかしい」
ところが、SNSの一部では《りくりゅうペア婚約したけど普通に気持ち悪いわ。上手くは言えないけど気持ち悪い》《ちょっと気持ち悪い気がするのは私だけじゃないはず…》という投稿も散見する。
なかでも目立つのが“以前から二人の距離感に抵抗を覚えていた”という声だ。
《ところ構わずイチャイチャする中学生男女みたいで俺は嫌いやな》《ずっと付き合ってもいないのに、あんなにイチャイチャしていて気持ち悪いと思っていた》
婚約したことで「やはり」と納得する人がいる一方、まるで「騙された」かのようにとらえる人も……。
《付き合ってないなら距離感バグってて気持ち悪い。付き合っているなら、それはそれで隠す理由がよく分からなくて気持ち悪い。付き合っていたとして、あのイチャイチャは人前でやるにはやり過ぎで、気持ち悪い》
実は、こうした声は婚約発表以前からあった。今年3月にYahoo!知恵袋へ投稿された《りくりゅうペアって、なんか必要以上にベタベタし過ぎじゃないですか? なんだか見ていて恥ずかしくなります》という質問には、100件を超す「共感」が寄せられている。別の投稿にも、《二人の功績は素晴らしいと思ってますが、なんか鬱陶しいというか……テレビに出ていると最近はチャンネルを変えます》と記され、回答欄には「あのくっつきぶりは見ていられない」「日本人の私には異様」と同調する声が並んでいた。
世界の頂点に立った金メダリストペアによる、めでたい婚約発表。それでもなお心ない言葉を投げつけずにはいられない人々は、いったい何にモヤついているのだろうか。
「人前でいちゃつくなんてはしたない」
そもそもフィギュアスケートのペアは、互いに身体を預け、強い信頼関係がなければ成立しない競技。演技を終えた二人が抱き合って喜びを爆発させることも、決して珍しい光景ではないはず。なのに、なぜ、りくりゅうに限って「ベタベタしすぎ」と感じる人が少なからずいるのか。
「日本人は真面目なので“人前でいちゃつくなんてはしたない”という気持ちが先に立ってしまったのではないでしょうか。羨ましい、という思いもありそうです。婚約発表後のSNSには2人を“駅で別れを惜しむカップル”に見立てたような否定的なコメントも多かったのですが、公衆の面前での“抱っこ”や“木原運送”などが、ビジネスとプライベートを分けていないように見えたり、恋人同士の“におわせ”だと受け取られたりしたのかもしれません」
と分析するのは、漫画家でコラムニストの辛酸なめ子氏である。
「今思えば、見つめあったり、頭ポンポンなどの恋人しぐさもありました。大多数の人が“付き合ってるんだろうな”と感じていた中で、“あくまでプロフェッショナルな関係”という見方や“そんなことを言ってはいけない空気”が確かにあり、恋人として捉えるのを批判する声もありました。なので、婚約発表となった今、その時に非難された人々がモヤモヤとした気持ちになってしまったのだと思います。いわずもがな、“純粋に競技を見てほしい”という意味で交際を公表しなかった可能性もあり、その判断は全く間違っていません」(辛酸氏、以下同)
木原さんの元ペアである高橋成美さんと、りくりゅうの3人が並んだ過去の動画も、婚約発表後に改めて注目を集めている。
「三浦さんの高橋さんを見つめる目つきが完全に“今カノが元カノを見つめる目つき”でしたね。負けず嫌いのアスリートの雰囲気がよく伝わりました」
婚約が発表されたのは、木原さんの誕生日翌日であり、二人そろって出演する初の冠ラジオ番組「りくりゅうのふたりごと」の放送日でもあった。
「発表は、ラジオ番組の放送3時間前と大変戦略的。この日の放送は“ケンカしたらチョコチップクッキーを買って仲直り”といった可愛らしい内容でしたが、発表のタイミングとしては抜群。マネジメント会社の優秀さを感じます」
最後に「2人にモヤつく人はどうしたらいいのか」を聞いた。
「モヤモヤが続くようなら、カップルユーチューバーのような動画や2人のラジオ番組は見ない、聞かない。2人のウォッチャーは高橋さんにおまかせして、新規のペアを応援したほうが精神衛生上はよいかと思いますよ。付き合っていてもいなくても、金メダルの演技が素晴らしかったことには変わりないので、あのときの感動は忘れないでいたいです」
デイリー新潮編集部
