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 00年シドニー五輪女子マラソン金メダルの高橋尚子さん(54)が、23日放送のテレビ朝日系「浜田雅功とアスリート幸福論」(後1・55)に出演し、全国大会デビューのほろ苦い経験を明かした。

 「ダウンタウン」浜田雅功が、日本のトップアスリートの証言や関係者談話をまじえながら、幸福論に迫る特番。これまでの半生を年表化、起きた出来事を数値化し、高橋さんがエピソードトークを披露した。

 岐阜県に生まれ、中学1年で陸上を始めた高橋さん。高校2年の時、初めて全国大会で走るチャンスを得た。それが、全国都道府県対抗女子駅伝の岐阜県代表だった。華々しい“全国デビュー”かと思いきや、幸福度の数値はマイナス20を示していた。

 「それまでその駅伝大会が、全国にテレビ放送される、都道府県の対抗の駅伝だったんですね。岐阜県代表になったと。“私もテレビに出られるかもしれない”って。やったー!と思って。親も1回も応援しに来ていなかったんですけど、その時だけは来たんですよ。で、45番で…。後ろから3番目」

 高橋さんの失速は、地元紙で大々的に報じられたという。「“高橋45位 チーム(の順位)をガーン下げる”みたいな。私、岐阜に帰れないって、その夜、凄く大泣きしたんです」。さらに悲しいことに、両親は「これを機に、二度と来なかったですね」とも。「世界大会に出るまで、中学校、高校、大学、実業団に入っても、一度も応援に来なかった。“陸上なんて、遊んでないで辞めなさい”って」。すると、浜田は「遊んでると思われてた?」と笑っていた。