米大リーグでは23日(日本時間24日)、メッツ・千賀滉大投手(33)、カブス・今永昇太投手(32)、ロッキーズ・菅野智之投手(36)、エンゼルス菊池雄星投手(35)ら日本人投手が登板したが、計3敗を記録する“総崩れ”となった。

 千賀は、敵地・ホワイトソックス戦で1―1の9回に登板し、新人ピーターズに中越えのサヨナラ本塁打を被弾。今季初めての連投となったマウンドで1/3回1安打1失点で、今季9敗目を喫した。これで2010年の川上憲伸に並ぶ日本人ワーストとなる開幕9連敗となった。

 試合後に地元放送局「SNY」のインタビューに対応した右腕は「1球で負けるというところ、改めてそういうポジションなんだと思いました。そういう風に終わる…、とこで投げているんだと改めて感じました」と唇をかんだ。

 今永は、敵地・マリナーズ戦に先発し、2回0/3で5安打2失点(自責1)2四球1死球4奪三振。初回、前日の同カードで18号先頭弾と19号サヨナラ弾を放った1番アロザレーナにスプリットを打たれて20号先頭打者弾を被弾。2回は1死から四球を与えたロブレスが二盗に続き三盗も試み、捕手ケリーが三塁へ悪送球し生還を許して、2点目を失った。5―2と逆転してもらった後の3回は先頭のローリーに中前打、ネーラーに右前打と連打されると、そのまま降板。9勝目はならなかったが、チームは逆転勝ちを収めた。

 試合後に左腕は「感覚がちょっと良くなかった。フォームのタイミングが合わずに修正するまでに時間がかかった」と振り返った。自己メジャー最短での降板に「いい学びになりましたし、こういう時にどうすればいいかというのもまたしっかり考えて、次に出せればいいんじゃないかなと思います」とうなずいた。

 今季すでに12勝を挙げている菅野は、本拠地・ガーディアンズ戦に先発し、3回9安打5失点で今季7敗目(12勝)を喫した。相手先発は今月初めにナショナルズからトレード移籍した、23、24年に巨人でチームメートだったフォスター・グリフィン投手(31)。“元G対決”だったが、メジャー自己最短降板となった。現地メディアによると、「微妙な感覚のズレ」が制球難につながっていると自己分析しているという。

 菊池は左肩の炎症による負傷者リスト(IL)から約4か月ぶりのメジャー復帰で、敵地のレンジャーズ戦で先発。5回7安打5失点1四球4三振2本被弾で、復帰戦での今季初白星はならず4敗目を喫した。

 時間的に5投手の中で最も遅くマウンドに上がったパドレス・松井裕樹投手。本拠地・ツインズ戦で7点リードの9回から登板し、1回無失点締め。これで5戦連続無失点とし、“最後のとりで”として存在感を見せた。