西武ドラ1・小島大河、本塁打8本のうち4本が決勝弾 今季6度目のV打に西口監督「本当に頼もしい」
◆パ・リーグ 楽天1―3西武(23日・楽天モバイル最強パーク宮城)
西武のドラ1・小島大河捕手(22)が重苦しい空気をひと振りで振り払った。1―1で迎えた延長11回2死二塁。楽天・西垣の初球、外角低めに決まった直球を見逃した後、腹を決めた。「甘く来たら全部いこう」。続く2球目、内角143キロのフォークを振り抜いた。打球は右翼席に一直線。決勝8号2ランに「試合の勝敗に関わるバッティングはずっと心がけてやってるので、それが今日出せて良かった」とはにかんだ。
新人離れした勝負強さが光る。V打は今季6度目。本塁打8本のうち4本が決勝弾と、打線の主軸を担う。一方、初々しさも併せ持つ。21日の同戦の延長11回2死満塁で中村剛が放った23年連続本塁打の満塁弾を「ちょうど準備しながら見てて、ベンチから『うわあ』って聞こえたので一緒に跳びはねて喜んだ」と大はしゃぎ。抜群の存在感を発揮するルーキーに、西口監督も「本当に頼もしい」と目を細める。
チームは交流戦終了以降、初の同一カード3連勝を飾り、首位・ソフトバンクに5・5差までじわじわ接近。3位・日本ハムとのゲーム差も3まで広げた。「食らいついているので、上を見るより自分たちがしっかり勝つことを一番に」と小島。まだまだ諦めるつもりなどない。(大中 彩未)
