【F1】角田裕毅コースアウト響き11位 緊急参戦で入賞逃すも「楽しかった。忘れられない思い出になる」
◇F1第12戦オランダGP 決勝(2026年8月23日 ザントフォールト・サーキット=1周4.259キロ×72周)
12番手からスタートしたレーシングブルズの角田裕毅は11位に終わり、緊急スポット参戦での入賞を逃した。マクラレーンの昨季総合王者ランド・ノリス(英国)が2連勝で今季2勝目、通算13勝目を挙げた。
2周目にレッドブルのマックス・フェルスタッペン(オランダ)がクラッシュしてリタイアするなど波乱含みの展開で、角田は鮮やかなオーバーテークを披露するなど入賞争いを繰り広げた。しかし、44周目に最終ターンでグラベルに飛び出してしまい、大きくタイムロス。直後のピットインでソフトタイヤに履き替えたものの、1ストップ作戦を敢行したアストンマーチンのフェルナンド・アロンソ(スペイン)に先行を許し、58周目には同じタイミングでミディアムタイヤに変えていたアルピーヌのピエール・ガスリー(フランス)にも抜かれて11番手へ後退した。
レッドブルのアイザック・ハジャー(フランス)が手首を負傷して欠場。18日に急きょ出場が決まり、昨季までとは大きく異なるマシンにぶっつけ本番で乗り込んだ。レース後は「今日はできる限りのことをやったので、本当に楽しかったです。コースに出て、ホイール・トゥー・ホイールのレースをしたり、オーバーテークを決めたりするのが待ち遠しかったので、またそれを経験できて最高でした」と振り返り、「ポイント獲得まであと一歩だったのに逃してしまって残念でしたが、全体的には素晴らしい数日間でした。チームは1週間を通して僕をとても支えてくれて、すぐに調子を取り戻すことができました。この機会を与えてくれた皆さんに心から感謝しています。この週末は忘れられない思い出になるでしょう。そして何よりも、アイザックの一日も早い回復を願っています」と話した。
また、レーシングブルズのアラン・パーメイン代表は「ユウキはコースアウトして順位を落としてしまったが、それでもポイント圏内まであと一歩まで迫っていた。たった1レースの代役で、これだけの成績を残してくれたのは驚異的です」とコメント。「代役を務めてくれたこと、そして週末を通して尽力してくれたことに心から感謝しています」と角田をねぎらった。
▽決勝結果
(1)ノリス(マクラーレン)
(2)アントネッリ(メルセデス)
(3)ラッセル(メルセデス)
(4)ハミルトン(フェラーリ)
(5)ルクレール(フェラーリ)
(6)ピアストリ(マクラーレン)
(7)ローソン(レッドブル)
(8)ヒュルケンベルク(アウディ)
(9)アロンソ(アストンマーチン)
(10)ガスリー(アルピーヌ)
(11)角田裕毅(レーシングブルズ)
(12)リンドブラッド(レーシングブルズ)
(13)ボルトレート(アウディ)
(14)コラピント(アルピーヌ)
(15)ペレス(キャデラック)
(16)サインツ(ウィリアムズ)
リタイア アルボン(ウィリアムズ)
リタイア ボッタス(キャデラック)
リタイア オコン(ハース)
リタイア ストロール(アストンマーチン)
リタイア ベアマン(ハース)
リタイア フェルスタッペン(レッドブル)

