「数週間電話もしていない」…トランプ大統領と関係遠ざかるイタリア首相
イタリアのメローニ首相がトランプ米大統領との関係について、「物事がスムーズに進むと考えたがそうはならなかった」と話したとニューヨーク・タイムズが21日に報道した。
同紙が公開したインタビューによると、メローニ首相は「トランプ大統領とは移民問題とウォークカルチャーに対する見方が似ていると考えていた」としてこのように話した。
メローニ首相はトランプ大統領と数週間にわたり通話していないと話した。夏休みが終わってから連絡するかとの質問には「様子を見守ろう」と答えた。
◇トランプ大統領「写真を撮ってほしいと哀願」…関係悪化
メローニ首相はこれまでトランプ大統領とは移民政策や保守的価値などで共感を形成して近い同盟と評価された。しかしトランプ大統領が戦争を批判したローマ教皇を露骨に非難してから2人の関係に距離ができ始めた。
6月にフランスで開かれた主要7カ国(G7)首脳会議を契機に関係が大きく悪化した。トランプ大統領はメローニ首相が自分と写真を撮ってほしいと繰り返し「哀願した」と主張した。
その後もトランプ大統領の攻勢が続いたが、メローニ首相は直接的な反論は控えてきた。
メローニ首相は「西側の団結がとても重要だと信じている。個人的な関係を基にイタリアの戦略を決めない」と話した。
続けて「屈従的なイタリア、自らを他の国より劣っていると感じるイタリアという考えが嫌いだ」とし、イタリアで「自負心の革命」を成し遂げることが目標だと述べた。
◇来月でイタリア歴代最長寿政権の記録
メローニ政権は来月4日にイタリア歴代最長寿政権の記録を立てることになる。現在の最長寿記録は第2次ベルルスコーニ政権で、2001年6月11日から2005年4月23日まで1412日間執権した。
メローニ首相は自身の政治活動に対し「ここまでくることができたのは歴史のつらい側に立つ勇気だった。主流に対抗することを選択したもの」と話した。
