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 F1第12戦オランダGPにレーシングブルズからスポット参戦する角田裕毅(26)が20日、ザントフォールト・サーキットで行われたメディアデーに出席。「早くマシンに乗りたくてたまらなかった」と話したと、F1公式サイトが伝えた。

 レッドブルのアイザック・ハジャー(フランス)が手首を負傷してオランダGPを欠場。リアム・ローソン(ニュージーランド)がレーシングブルズからレッドブルへ一時昇格するため、今季両チームのリザーブドライバーを務める角田の緊急参戦が決まった。角田は「戻ってこられて本当にうれしい。知らせを聞いたときは、ギリシャでトレーニングと…たぶんビーチでくつろいで楽しい時間を過ごしていました。火曜日(18日)に、もしかしたら今週末、自分がシートに座るかもしれないという電話を受けたと思います。それを聞いて半分興奮し、半分はまだ疑っていました。何が起こるか分からないからです」と心境を打ち明けた。

 ハジャーが第13戦イタリアGP(9月6日決勝)に戻れるかどうかは未定。角田は「今週末は僕がシートに座る予定です。あとはアイザックの回復次第だと思います。彼が早く回復することを願っています、次のGPについては確信が持てませんが、僕の目標は楽しむことです。長い間待っていました。ここ数カ月はずっと画面を見ていました」と話した。今季のF1マシンは昨季までと全く違い、オランダGPはスプリントフォーマットのためフリー走行は1回だけと、角田にとっては厳しい条件だが「シーズンが始まってから、ずっとマシンに乗って他のドライバーたちと競い合いたくてたまらなかった。この瞬間を心から楽しみ、もちろん全力を尽くします。そうすれば良い結果につながると願っています」と抱負を述べた。

 この日、レッドブルマックス・フェルスタッペン(オランダ)が2030年までの契約延長を発表するなど、来季の各チームのシートは埋まりつつある。角田が正ドライバー復帰を果たせるかどうかは微妙な情勢だが、「これは間違いなく絶好の機会。今以上に良いタイミングはない。口で言うよりも実際にドライブして僕の実力を示せる方がずっといい。自分の実力は分かっているけど、ドライブせずにそれを証明するのは難しい」とスポット参戦をアピールのチャンスととらえている。「もちろん来年もシートを確保できれば最高ですが、それは自分の力ではどうにもならないし、今はそれについて考える必要はありません。さっきも言ったように、この瞬間を待ち望んでいたので、今のマシンでコースを走るのが本当に楽しみです」と強調した。