ABS秋田放送

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秋田市に建設が計画されているAIデータセンターへの投資を検討しているUAE アラブ首長国連邦の駐日大使が秋田市を訪れ、鈴木知事と会談しました。

鈴木知事は、大使の来県に「大きな一歩」と述べ、日本最大級のデータセンター建設の実現に期待感を示しました。

鈴木知事に促され、知事公舎の会議室に入ってきた、UAEのシハブ・アルファヒーム駐日大使。

UAEの駐日大使が秋田県知事を表敬するのは初めてとみられています。

鈴木知事は冒頭、20年前に覚えたという丁寧なこんにちはを意味するアラビア語であいさつしました。

鈴木知事
「平安そして神のご慈悲と祝福があなたにありますように」(アラビア語)
「私たち秋田県は時代の変化に合わせて産業構造を変えていきたいそのように考えています」「これからアラブ首長国連邦のみなさんと秋田県と絆をさらに強くしていければいいなと思っております」

アルファヒーム大使の来県の大きな理由、それは、秋田市に建設が予定されている日本最大級のAIデータセンターの計画です。

データセンターはいずれもIT関連企業で秋田市に本社を置くエスツーとアメリカに本社を置くビットグリットの2社が手を組み建設する計画です。

建設候補地は、秋田市下新城で造成工事が進められている再生可能エネルギー関連の工業団地などです。

整備費は2兆円規模とされ、UAEが巨額の投資を検討しています。

会談は冒頭以外、非公開で行われました。

県によりますと、データセンターの建設計画のほか、今後の連携について意見を交わしたということです。

鈴木知事
「確実に大きな一歩だろうなという風には思います。その中でやはり意見交換する中でスピード感というものをすごくUAE側が重視されているなと感じました。その中で私たちがすでに再エネ工業団地の造成に着手しているということ、洋上風力発電事業についてはもうスタートしつつあるということについてはかなり高く評価していただいたなという心証は得ています」

鈴木知事はこのように述べ、データセンター建設の実現に期待感を示しました。

アルファヒーム大使は、午後、秋田沖で建設が進められている洋上風力発電の建設の拠点となる施設を見学し、事業について説明を受けました。

説明
「だいたい5週間をかけてこれを組み立て終わっています。この組み立てに関しては日本で初めて入ったってことでドイツのリープヘルというスーパーバイザーが来て組み立てております。ですから非常に新しい機械でこれだけの大きさをもっています」

秋田市で建設が計画されているデータセンターは、最大500メガワットの電力使用が想定されていて、その供給源のひとつに洋上風力発電が見込まれています。

2030年代前半の稼働を目指す、データセンター。

AIの急速な普及と進化を支える重要なインフラとして世界中で整備が進められる中、ここ秋田にも、熱い視線が注がれています。

※8月19日午後6時15分のABS news every.でお伝えします