【高校野球】横浜が花巻東を下し4強入り エース織田翔希が9回完封10Kの力投 鍛え抜かれた守備も光る
◇第108回全国高等学校野球選手権大会 準々決勝 横浜6−0花巻東(5日〜22日、甲子園球場)
横浜(神奈川)が花巻東(岩手)を下し、ベスト4進出を決めました。エースの織田翔希投手(3年)が力投をみせ、鍛え抜かれた守備も光る試合となりました。
初回、横浜は花巻東の先発・萬谷堅心投手(3年)から、二塁打や四球で好機をつくり、相手の暴投で1点を先制。援護を受けた織田投手は2回、久保村冠太選手(2年)の初球に156キロを記録するなど、序盤2イニングは走者を出しながらも無失点に抑えます。
3回にはバックが好守備。2アウト1、2塁から花巻東の4番・古城大翔選手(3年)に三遊間を破るヒットを打たれ、2塁走者が本塁を狙いますが、レフトの江坂佳史選手(3年)が捕手にノーバウンドでストライク返球をみせ、得点を阻止。織田投手も右腕を上げて喜び、打った古城選手は頭を抱えて悔しがる様子がありました。
直後の4回には横浜が内野ゴロの間の得点や小林大雅選手(2年)のタイムリーで2点を追加。横浜が試合を優位に進めます。さらに5回には花巻東の2番手・赤間史弥投手(3年)から1アウト2塁の好機をつくると、江坂選手がレフト前へはじき返し、相手の守備がもたつく間に追加点。その後、盗塁で再び得点圏に走者を進めて、安食琥太郎選手(2年)がセンターへのタイムリーを放ち、リードを5点に広げました。
援護をもらった織田投手は、5回に先頭打者への安打を許しますが、ショートゴロで併殺とし、得点を与えず。内野の軽快な守備に織田投手も笑顔をみせます。
7回には再び156キロを記録するなど、変化球もさえわたり、3者連続三振。8回にも2つの三振を積み上げると、2アウト1、2塁のピンチで4番の古城選手を迎えますが、変化球でライトフライに打ち取ります。
9回には打線がさらに1点を追加。6点リードで9回のマウンドに上がった織田投手は先頭打者からこの日10個目の三振を奪うと、最後は2アウト1塁からライト前へ安打を許しますが、飛び出した打者走者を1塁でアウトとし、最後まで鍛え抜かれた守備をみせました。
横浜は17日に渡辺元智・元横浜高校監督が死去。長年チームに尽力した名将に届ける勝利となりました。