安田祐香が払拭したい「3日間の女」 ツアー3勝すべてが3日間大会…ビジュアルクイーンに残る課題
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圧巻の完全Vだ。
初日に大会コースレコードタイとなる「61」をマークしてトップに立った安田祐香(25)。この日も6バーディー、2ボギーの「68」で後続を寄せ付けず、通算23アンダーで1年4カ月ぶりの3勝目を手にした。
23アンダーが大会コース新記録なら、3日間で奪った26個のバーディーは、海外メジャー通算10勝のレジェンド、アニカ・ソレンスタムが2003年のミズノクラシックでマークした24バーディーを抜いて3日間大会のツアー新記録。ウイニングパットを決めた瞬間、キャディーを務めた姉の美祐さんと抱き合い、インタビューでは「お姉ちゃんが結構、長く抱き合ってきたので、いつ離すんだろうと思ってました」と関西人らしくギャラリーを笑わせた。
16歳で日本女子アマを制して将来を嘱望されたが、20年のプロ入り後は優勝が遠かった。初優勝は5年目。24年9月のミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンでようやくトロフィーを掲げ、昨年4月の富士フイルム・スタジオアリス女子オープンで2勝目。以降は足踏みが続いた。
「163センチ、53キロとプロとしては細身の体で、持病の腰痛など故障との闘いでもあった。デビュー当初は頚椎や左腕を痛めたり、胃腸炎になったりで、棄権や欠場も少なくなかった。ショットの安定感には定評があるものの、課題はスタミナだと言われ続けてきました。実際、初優勝の24年ダンロップ女子は悪天候のため計27ホールの短縮競技で、今回のNECを含めて3勝はすべて3日間大会。4勝目は4日間大会で見てみたいですね」(ツアー関係者)
今季のスタッツでも3日目の平均スコア70.8235はツアー9位ながら、4日目のそれは72.5000で62位まで落ちる。もともと、女子ツアーきってのビジュアルクイーンとして高い人気を誇るが、そこへ「強さ」が加われば、鬼に金棒である。
