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アメリカイランの戦闘終結に向けた「覚書」は署名から60日が経過し、16日、交渉期限を迎えましたが、覚書をめぐる合意は形骸化し、事態打開のメドは立っていません。

6月に署名された「覚書」には、イランホルムズ海峡の封鎖を解除することやアメリカイランへの海上封鎖をやめることなどが盛り込まれていて、60日間の交渉期間を設けて、最終合意を目指すとしていました。しかし、ホルムズ海峡の通航再開などをめぐる対立から攻撃の応酬に発展し、イランが海峡を封鎖し、アメリカも海上封鎖を再開しました。

直接協議のメドが立たない中、交渉期限とされる16日を迎えましたが、交渉期間の延長を求める声はあがっておらず、覚書をめぐる合意は形骸化しています。

こうした中、ロイター通信は16日、アメリカ政府当局者などの間でイランへの“陸上封鎖”の構想が浮上していると報じました。周辺国の協力のもと、イランが食料やエネルギーなどを陸路で輸入することを阻止するものですが、実行は難しいという専門家の見方も伝えています。