兄に睡眠薬飲ませ、口に“ゆで卵”押し込み死亡させた40代男に無期懲役判決 相続めぐり父親殺害→懲役27年も【韓国】

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韓国で父親と実兄を殺害した容疑でそれぞれ起訴された40代の男が、実兄殺害事件の一審で無期懲役を言い渡された。

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8月11日、法曹界によると、釜山(プサン)地裁・刑事第7部(イム・ジュヒョク部長判事)は、強盗殺人および麻薬類管理法違反などの容疑で起訴された40代男の判決公判で無期懲役を言い渡した。

男は2024年12月29日、ソウルにある実兄の自宅でゾルピデム(睡眠薬)を混ぜた飲み物を飲ませて実刑の意識と呼吸機能を低下させた後、口にゆで卵を入れ、気道閉塞により死亡させた疑いで起訴された。

男は捜査初期には実兄を死亡させたと認めていたが、直後にこれを翻した。裁判の過程では「兄の家を出た段階では兄は生きていた」とし、「自ら卵を食べていて気道閉塞が起きた可能性がある」と主張した。

裁判所は男の実兄殺害の容疑が十分に認められると判断した。実兄の尿や血液から致死量のゾルピデムが検出されたが、当の実兄は普段、ゾルピデムの処方を受けたり服用したりしていた形跡がなかった。男は犯行前にゾルピデムの処方を受け、ゾルピデムの致死量などを検索していたことがわかった。

これに対し裁判所は、「被告人は自身の経済的問題を解決する目的で兄を殺害した」とし、「家族を道具として利用しただけでなく、犯行を隠蔽しようとした点など、犯行が極めて計画的かつ緻密で罪質が悪質であり、非難の余地も極めて大きい」と非難した。

ただし、検察が求刑した死刑ではなく無期懲役を言い渡した理由については「被告人の年齢や環境、生い立ちなどに照らし、教化・改善の余地が全くないと断定することは難しい点などを考慮し、死刑を選択しない」と判示された。

(写真=サーチコリアニュース編集部)

なお、男は昨年3月26日未朝、釜山海雲台区(ヘウンデグ)のマンションで刃物を使って60代の父親を10数回刺して殺害した容疑で起訴され、一審で懲役27年を言い渡されていた。

男は実兄B氏を殺害した後、財産の相続権を父親が持つことになるという事実を知り、父親の元を訪れて相続放棄を要求したが、思い通りにいかなかったため犯行に及んだことが判明している。

(記事提供=時事ジャーナル)