きょうの為替市場はドル安が優勢となる中、ユーロドルは一時1.15ドル台後半まで上昇する場面が見られた。本日1.1570ドル付近に来ている100日線を上回る場面が見られたものの、上値を維持できていない。しかし、1.15ドル台はしっかりと維持しており、8月以降のリバウンド相場の流れは継続している。一方、ユーロ円は200日線を上回る展開となっており、一時184円台半ばまで上昇している。

 ユーロは対ドルで過小評価されているとみられ、今後数週間で緩やかに上昇する可能性があるとの指摘がアナリストから出ている。同アナリストのモデルによると、ユーロドルの短期的な適正水準は1.16-1.1650ドルだという。主な背景は2年物スワップ金利差の縮小で、ユーロに対して強気の見方を支えていると述べている。

 FRBが市場の利上げ観測をけん制でもしない限り、数日中に1.16ドルを突破する可能性は低いとも述べている。当面はテクニカル面での支持線となる1.15ドルちょうどを上回る水準で底堅く推移する可能性があるという。

EUR/USD 1.1564 EUR/JPY 184.30 EUR/GBP 0.8546

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美