中国外交部。(北京=新華社記者/李賀)

 【新華社北京8月13日】中国外交部の郭嘉昆(かく・かこん)報道官は12日、スイス・ジュネーブで11日に開かれた軍縮会議で米国などが共同声明を発表し、関係国が最近実施した太平洋へのミサイル発射実験を非難したことに関し、いわゆる共同声明は中国のミサイル試験発射を示唆するもので、完全に政治的な意図に基づいており、偽善と二重基準を露呈していると強調した。

 共同声明はミサイル発射実験が事前通報という標準的な手順に従っておらず、誤認のリスクを高め、地域の安定を損なったと批判し、関係国は弾道ミサイルの拡散防止に向けたハーグ行動規範(HCOC)を履行すべきだと主張している。7月に中国が行った潜水艦発射戦略ミサイルの試験発射を念頭に置いたとみられるとして記者から質問があった。

 郭氏は次のように述べた。米国などが軍縮会議でいわゆる共同声明を発表し、HCOCを持ち出して中国のミサイル試験発射を示唆するのは、完全に政治的な意図に基づいており、偽善と二重基準を露呈している。中国は関係国に対し、多国間の軍備管理の枠組みを乱用するのをやめ、不合理な対立を真摯な対話に置き換え、軍備管理分野での対話と交流を強化するために必要な条件を整えるよう促す。