YouTubeチャンネル「投資家外科医 Dr.ゆうま」が、「【よくあるレバレッジ批判】逓減について解説、批判に対する僕の意見」と題した動画を公開した。動画では、レバレッジ投資でよく指摘される「逓減(ていげん)」リスクについて、実際のデータを用いたシミュレーションを交え、長期投資において過度に恐れる必要はないという結論を提示している。

Dr.ゆうまはまず、レバレッジ商品が等倍の指数に対して価格を減らしていく「逓減」のメカニズムを解説。ボックス相場や下落相場において、レバレッジ商品の価値が目減りしていくことを図で示し、これが「レバレッジ批判の決まり文句」であると説明した。

一方で、逓減に対する反論として「ボックス相場は実在しない」と指摘。2022年から2023年のインフレショック時のように、下落相場においては逓減が起こることを認めるものの、過去のナスダック100のチャートを見る限り、綺麗なボックスを描く相場は存在しないと主張する。実際はギザギザしながらも少しずつ上がっていくのが現実の動きだと語った。

さらにナスダック100の日々の値動きの分布データから、平均増減がプラスの0.07%であることに注目。これを基に「プラスの時は1.14%、マイナスの時は1%」という、より現実に近い値動きのモデルを作成した。このモデルを用いて250日(約1年)運用するシミュレーションを行った結果、等倍のナスダック100がプラス12.9%になるのに対し、2倍のレバナスはプラス14.6%、3倍のTQQQはプラス4.4%になった。Dr.ゆうまは「毎日激しく動いたとしてもレバレッジ商品のリターンはプラスになる」と証明し、「長期で上昇する場合、逓減を気にする必要はない」と結論付けた。

最後に、数年に一度は訪れる大きな下落相場に言及し、「その際に失禁売却しない程度の割合と金額にするべき」とリスク管理の重要性を強調した。長期的な右肩上がりを信じる投資家にとって、逓減リスクの真実を論理的に解き明かす有益な内容となっている。

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