村上 嵐を呼ぶ適時二塁打 ホワイトソックス すでに昨季超えの今季61勝目
◇ア・リーグ ホワイトソックス5―3ガーディアンズ(2026年8月9日 シカゴ)
嵐を呼ぶ一打だ。2点を先制された直後の初回無死二塁。ホワイトソックス・村上はカウント2―2からカンティーヨの低め93・4マイル(約150・3キロ)を捉え、打球速度113・4マイル(約182・5キロ)の鋭い当たりで右中間を破った。すぐに1点差に迫った反撃の適時二塁打。右太腿裏の故障から復帰した7月10日のアスレチックス戦から25試合連続出塁へ伸ばした。
点を取り合った初回の攻防を終えたところで突然の豪雨。試合は2時間23分も中断した。難しい条件でも集中力は切れない。3回に6番C・モンゴメリーの3ランで勝ち越し、7投手の継投で逃げ切り。開幕から117試合目で昨季60勝を超える61勝目に到達した。
昨季まで3年連続100敗以上の低迷から一転、8月に入ってもア・リーグ中地区首位を走る。同地区で2連覇中のガーディアンズとの直接対決3連戦は初戦黒星からの逆襲2連勝で勝ち越し。ライバルを4ゲーム差に引き離し、2位から3位に叩き落とした。
5年ぶり地区優勝へ大きな一勝。ウィル・ベナブル監督は「自分たちが優れたチームであるという確信が、より強まった」と逆転勝利に胸を張った。下馬評を覆す快進撃の嵐。「先のシリーズに進めるように頑張りたい」と意気込む村上は、紛れもなく立役者だ。

