平野佳寿の現役引退、Dバックス恩師ロブロ監督が惜しむ「アリゾナに君がいなくてさみしい」 在籍2年で驚異の137登板、42歳まで現役は「驚かない」
◆米大リーグ ダイヤモンドバックス―ドジャース(8日、米アリゾナ州フェニックス=チェースフィールド)
オリックス・平野佳寿投手兼投手コーチ(42)が今季限りで現役引退することが9日、球団から発表された。平野がメジャーデビューから2年間所属したダイヤモンドバックス時代の恩師で、現在も監督を務めるトーリ・ロブロ氏(61)がスポーツ報知の取材に応じ、かつて共に戦った名リリーバーの引退を惜しんだ。
平野も慣れ親しんだチェースフィールドで取材に応じたロブロ監督。平野の現役引退には「うそでしょ?!」と驚き、目を丸くした。それでも大きな決断を下した右腕に対し、「私はおめでとうと言いたい。これから始まる次の人生のステップでの幸運も祈っているよと。アメリカにいた間、あなたの監督を務められたことを光栄に思うよ。私たちはここアリゾナに君がいなくてさみしいよ」とメッセージを送った。
平野は17年オフに海外FA権を行使し、ダイヤモンドバックスと2年契約。メジャーデビューとなった18年には、26試合連続無失点をマークするなど、リリーバーとして安定感を発揮。シーズン途中には抑えも務め、9月11日の敵地・ロッキーズ戦ではメジャー初セーブも挙げた。同年が就任2年目だったロブロ監督は「本当に素晴らしい競争心を持った選手だった。アメリカの野球にもいち早く適応した。誰よりも一生懸命練習していましたし、我々の文化にすぐに溶け込んでた。冗談を言い合うような場面では一緒に笑い、物事に真剣に向き合うべき時にはしっかりと仕事をやり遂げる。そういうところが彼の素晴らしいところでした」と回顧。ダイヤモンドバックスでの2年間で137試合に登板するなど、鉄人っぷりを見せつけた。
その後は、マリナーズを経て21年にオリックスでNPB復帰。42歳まで現役として投げ続けたことに、恩師は「私は驚いていないよ。彼は自分自身の体を本当に大切にしていたからね。努力を続け、身体をしっかりと維持していたし、何よりタフな精神力を持っていた。素晴らしいキャリアだった。心からおめでとうと言いたいよ」と笑顔。かつての教え子の節目を祝福した。

