東広島市の殺人・放火事件 29歳の義理のおい 殺人容疑は「不起訴」
東広島市で起きた殺人・放火事件で、29歳の義理のおいが「放火」などの罪で起訴されました。一方、殺人の容疑については、不起訴処分となりました。
広島市南区の無職、倉本幹太被告(29)。7日、現住建造物放火などの罪で起訴されました。
起訴状などによると、倉本被告は2026年2月、知人の徳田雅希容疑者と共謀し、川本健一さんの自宅に侵入。川本さん夫妻にガソリンをまいてライターで火をつけるなどした罪に問われています。
さらに、川本さんが亡くなった3週間後、倉本被告は共犯関係にあった知人の徳田容疑者を誘い出し、穴の中にいる時に大量の土砂をかけ生き埋めにして窒息死させた上、700万円の返済を逃れようとしたとして7月、強盗殺人の罪で起訴されました。
事件が起きた日、妻は近所の人に犯人のことを語っていました。
「『(犯人は)マスクはしていた。もみ合っているときにマスクがずれて顔を見た』と言っていた。20代くらいと言っていた」
県警は倉本被告が首謀者で、徳田容疑者は実行役とみており、捜査関係者によると、川本さんの妻は「顔を見た人物が徳田容疑者に似ている」という旨の話をしているということです。
県警が会見で明かした、倉本被告と徳田容疑者が川本さんの自宅にまいたとされるガソリン。
2人を知る人は事件前日の夜、倉本被告からこんな連絡が。
■倉本幹太被告からのLINE
「土場にガソリンある~?」
知人は倉本被告にガソリンを渡していないといいますが、連絡があった約8時間後に事件が発生。
さらに数時間後、倉本被告から電話がありました。
■倉本被告を知る人
「(事件の日の)昼イチくらいに電話していて『社長、死んだけーね。そういえば』って」
Q.そのとき報道は?
■倉本被告を知る人
「ない。なんにもされてない」
さらに事件の数日後、自宅の敷地内にあるものが置かれていたといいます。
■倉本被告を知る人
「まぁまぁここらへん。おそらく東広島の現場で使ったであろう携行缶を、そこに置いていきやがったんですよ」
携行缶に気づいた知人は、倉本被告に電話をしました。
■倉本被告を知る人
「幹太、携行缶があるんじゃけどって言ったら『ちょっと置かしといて』って」
知人によると4月中旬ごろに警察が訪ねてきて、携行缶を持って帰ったといいます。警察は犯行に使われた可能性もあるとみて捜査しています。
広島地検は7日、倉本被告を放火などの罪で起訴した一方、川本さんの殺害と妻の殺人未遂については、「証拠が不十分」として不起訴処分としました。
また、徳田容疑者については、川本さん殺害などの疑いについて被疑者死亡のため不起訴処分としました。
徳田容疑者は、すでに死亡しているため不起訴処分となり、殺人の部分については公判が開かれることがないので、真相は闇の中ということになります。
【2026年8月7日 放送】
