菓子使いレシピ提案 相互が見本市
菓子卸の相互は7月30日、京都市の都ホテル京都八条で秋季見本市を開いた。今回は「選ぶ楽しさ!食べる幸せ!」をテーマに掲げ、メーカー63社が出展。得意先90社を招待した。
提案コーナーでは海鮮が原料の商品、選りすぐりの焼菓子・半生菓子、京都うまいもの市など、様々なテーマに沿った商品を集めて紹介。今回初めて企画した「おすすめレシピ」では、菓子を使ったメニューをレシピとともに掲示した。カラムーチョにんじん、グリーン豆ごはんなどメーカー発のものに加え、黒糖かりんとうを混ぜたきなこアイス、ハイハインを使った1歳向けのスマッシュケーキなど、相互の社員が考えたレシピも紹介した。
メーカーブースでも各社が新製品やイチ押し商品を売り込んだ。京都のきな粉スイーツ専門店・吉祥菓寮を運営するDAY TO LIFEは、京挽ききな粉を使ったショコラ大福やフィナンシェを紹介。「抹茶だけでなく、きな粉を京都のフレーバーとして広げたい」と力を込める。
藤原弘社長の話
地域卸として地元の情報は持っているが、それ以外の成功事例や売れている商品の情報については、どれだけメーカーとタッグを組んで得意先に提案できるかが大事。それが今後生き残っていく上で、一番重要だと考える。
単独店が減り、10店舗規模のチェーンはM&Aの対象になり、危機感が強まっている。アミューズメントや土産物といった新しい販路、今回提案したような食品と組み合わせたレシピ提案など、少しでもチャンスを見つけ広げていきたい。
「京かおり」から新ブランド 商品特徴前面に

グループの京かおりは新シリーズ「幸乃菓(さちのか)」を紹介した。「出汁香るうす焼き千枚」「大粒の鈴らむね」など商品特徴を商品名より目立つように記し、ピンクをバックにした共通のパッケージに入っている。
米菓や焼菓子など約20種類を取り揃え、道の駅や一部の量販店でテスト販売を実施、この秋から本格販売に踏み切る。「新たな商品の開発も並行して進めており、30品目まで広げたい」と意気込む。
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