JRT四国放送

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徳島市の阿波踊り開幕まであと1週間。

フォーカス徳島では、本番に向けて練習に励む「連」の表情をシリーズでお伝えしています。

8月4日は、女性が提灯を持って踊る「女法被」が特徴の「ほんま連」です。

本物を意味する阿波弁「ほんま」が由来の「ほんま連」。

1968年の結成以来、「ほんまの踊り」を目指し、踊り続けてきました。

男踊りは豪快で威勢よく、自由奔放に。

女踊りはしとやかで上品に。

そしてなんといっても、「ほんま連」の最大の特徴「女法被」。

手持ち提灯を持った女性が、一糸乱れぬ集団美を披露します。

連長に2026年の練習について尋ねてみると…。

(ほんま連・後藤田朋和 連長)
「踊り方改革!」
「中日(なかび)の水曜日を、完全に休みにしてみました」

今までは月曜日から金曜日まで5日間練習していましたが、熱中症対策で体力を回復させる時間を確保しようと、試験的に回数を減らしました。

(ほんま連・後藤田朋和 連長)
「集まりが良くなった気がする」

午後7時半、徳島中央公園に、連員たちが集まってきました。

(女法被サブリーダー・天野佑菜さん)
「きょう12日の位置でします。4列に並んでください」

踊りの配置図を見ながら、指示を出しているのは天野佑菜さん。

女法被のサブリーダーです。

全員の動きに間違いがないか、踊りにズレがないかなど、一つ一つ確認します。

(女法被サブリーダー・天野佑菜さん)
「5歳ぐらいに入連して始めました」
「ほんま連に決めたのも、提灯持って『女法被』に入って踊りたいというのが一番だったので」
「桟敷の時とかも座って、『女法被』が踊ってるのを見て、かっこいいなとか、自分もあの中に入りたいなとかっていう気持ち」

最初は、ちびっこで踊っていた天野さん。

念願叶って小学6年生の秋から「女法被」を踊るようになりました。

協会の選抜阿波踊りにも選ばれる実力者で、2025年の春から、サブリーダーを担っています。

他の連員へのアドバイスも怠りません。

(女法被サブリーダー・天野佑菜さん)
「最後座るときに、こうしていたけど、肩を(前に)入れてね」

(女法被でデビューする・高雲碧芭さん)
「自分が人見知りだけど話しかけてくれて、わからないことがあってもすぐに教えてくれて頼れる存在」

力強くリズムを刻む、鳴り物。

大太鼓を担う一人が、アメリカ出身のルイス・ウェイドさんです。

2025年9月、「ほんま連」に入りました。

徳島市内で英会話教室を営むルイスさん、宣教師として来日してから30年ほど経ちます。

(秋からほんま連に入連した・ルイス・ウェイドさん)
「最初は人生の塩コショウみたいな感じで、なにか新しいことがしたい」
「想像がつかないぐらい、しようと思ったことがないことをしようと思ったら、徳島だったら阿波踊りじゃないかなと」

スパイスのように人生に刺激をと、阿波踊りへの挑戦を決めました。

(ほんま連 大太鼓・藤家和也さん)
「レベル上がるの早い」

(秋からほんま連に入連した・ルイス・ウェイドさん)
「優しいね」

(ほんま連 大太鼓・藤家和也さん)
「周りと溶け込んで良くできていると思う、それはやっぱりルイスの力」

(秋からほんま連に入連した・ルイス・ウェイドさん)
「いやいや先輩の教え方です」
「間が難しいですね、洋楽とは違って。アメリカの音楽は間がないから、焦るときがあるかな」

練習の最後は、全体での通し練習。

本番さながらの力強さです。

(女法被サブリーダー・天野佑菜さん)
「ことしはかなり新人さんも増えたので、初めての夏迎える子が多いと思うんですけれど」
「自分たちも楽しみながら、お客さんにも楽しんでもらって、感動してもらえるような踊りをしたいと思う」

新人もベテランも、一緒になって魅せるほんまの踊り。

本番に向けて踊り子たちの額に汗が流れます。