【株主優待】イオン、ビックカメラ、無印良品…生活に直結する超人気銘柄が目白押し! 8月の注目銘柄

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歴史的な物価高が続く中、私たちの財布は悲鳴を上げている。スーパーでの買い物も、週末の家族での外食も、ため息をつきながら計算する日々……。そんな「家計の救世主」としていま、熱い視線を浴びているのが「株主優待」だ。

実は、8月に権利が確定する銘柄には、【イオン(8267)】のキャッシュバックをはじめ、【吉野家HD(9861)】の食事券、【ビックカメラ(3048)】の買物割引券など、日々の生活に直結する超人気銘柄が目白押しなのだ。

今日から使える、絶対にハズさない「最強の生活防衛・王道優待銘柄」を厳選してお届けする。賢く優待を使い倒して、物価高を笑って乗り切ろう。

最強の現金還元【イオン】

【イオン(8267)】は、小売から金融、サービス、ディベロッパーまで、約300の企業で構成されるイオングループを束ねる純粋持株会社だ。

8月末または2月末時点で同社の株を100株以上保有する株主には、『イオン株主様優待カード(オーナーズカード)』が贈呈される(株主本人のカードと家族カード各1枚)。オーナーズカードを『イオン』、『マックスバリュ』などの対象店舗やネットスーパーでの会計時に提示・登録し、対象の支払方法(現金、WAON、イオンマークのクレジットカードなど)で支払うと、買物代金の一部が現金またはWAONで返金される。

100株保有時(必要投資額:約14万円)の還元率は1%であり、半年間で最大1万円の返金を受けることが可能だ(100万円までの買い物が返金対象)。還元率は保有株数に応じて最大7%まで段階的にアップする。7%の還元を受けるには9000株が必要でハードルは高いが、2%なら200株、3%なら300株の保有でよく、比較的手を出しやすい。

オーナーズカードにはそのほか、『イオンシネマ』の鑑賞料金優待(大人・大学生1000円)やネット専用スーパー『グリーンビーンズ』での一律3%割引など、グループ店舗・サービスの割引・優待特典、店舗併設の会員専用無料休憩スペース『イオンラウンジ』の利用特典もある。イオングループのお店やサービスを利用すればするほどお得になる優待だ。

超お得【イオン系スーパー】

全国のイオンなどで使える割引券【イオン九州(2653)】

【イオン九州(2653)】は九州・山口エリアで『イオン』『マックスバリュ』などを展開するイオングループのスーパー運営会社だ。

8月末または2月末時点で同社の株を100株以上保有する株主には、保有株数に応じて、税込1000円ごとに1枚使える『株主ご優待券(100円割引券)』が贈呈される。

100株保有(必要投資額:約28万円)で、半期に50枚(5000円分)、年間で100枚(1万円分)の割引券がもらえ、優待利回りは3.56%。予想配当利回り1.78%と合わせた総合利回りは5%を超える。

優待券(割引券)は、全国の『イオン』や『マックスバリュ』、『まいばすけっと』などの対象店舗で利用でき、【イオン(8267)】が発行する『オーナーズカード』のキャッシュバック特典とも併用可能だ。2月末時点で100株以上保有する株主は、全国の『イオンラウンジ』も月8回まで利用できる。

◇首都圏のスーパーで使える割引券または特産品【ユナイテッド・スーパーマーケットHD(3222)】

【ユナイテッド・スーパーマーケットHD(3222/以下、USMH)】は、首都圏で『マルエツ』『カスミ』『いなげや』『マックスバリュ』などを展開するイオングループのスーパー運営会社だ。

8月末または2月末時点で同社の株を100株以上保有する株主は、保有株数に応じて、税込1000円ごとに1枚使える『株主ご優待券(100円割引券)』と「全国の特産品」のいずれかを選択できる。

優待券(割引券)を選択した場合には、100株保有(必要投資額:約8.2万円)で半期に30枚(3000円分)、年間で60枚(6000円分)の割引券がもらえる。優待利回りは7.30%、予想配当利回り1.95%と合わせた総合利回りは9.25%と高水準だ。

USMHはイオン九州と比べて優待獲得に必要な投資額が少なく、利回りも高い。一方で、割引券を使える店が首都圏に限られる(利用可能な店舗は、USMHが運営する『マルエツ』『カスミ』『いなげや』と、USMH傘下『イオンフードスタイル』が首都圏で展開する『マックスバリュ』)。

また、【イオン(8267)】が発行する『オーナーズカード』のキャッシュバック特典の対象店舗は、イオンフードスタイルが運営する『マックスバリュ』のみで、『マルエツ』『カスミ』『いなげや』での買い物は対象とならない点にも注意が必要だ。

「はなまるうどん」も!…食費が浮く食事券【吉野家】

【吉野家HD(9861)】は、牛丼チェーン『吉野家』を中核に、『はなまるうどん』などの外食ブランドを展開する会社だ。

8月末または2月末時点で同社の株を100株以上保有する株主には、保有株数に応じて、『吉野家』や『はなまるうどん』などの対象店舗で使える優待券(500円サービス券)が贈呈される。

100株保有(必要投資額:約36.5万円)で、半期に4枚(2000円分)、年間8枚(4000円分)の優待券がもらえる(優待利回り1.10%)。優待利回りが最も高くなるのは200株保有時で、もらえる優待券は年間20枚(1万円分)、優待利回りは1.37%にアップする。200株以上保有の株主は、割引券を牛丼の具などの「株主様ご優待商品セット」に交換することも可能だ。

吉野家HDでは、牛丼、うどんに続く第3の柱としてラーメン事業を強化しており、’26年7月には米国ラーメンチェーンの買収を発表。さらなる成長に向け、業態の進化とマーケットの拡大を進めている。

嬉しい隠れ優待【コメダ】

【コメダHD(3543)】は、名古屋発祥の喫茶店チェーン『コメダ珈琲店』などを全国に展開する会社だ。

8月末または2月末時点で同社の株を100株以上保有する株主には、株主優待用プリペイドカード『KOMECA』が贈呈され、年2回の基準日ごとに1000円分の残高がチャージされる(カード送付は初回のみ、以後はそのカードへのチャージ)。2月末時点で継続保有期間3年以上、かつ300株以上保有する長期保有株主は、優待額が1000円分上乗せされ、2000円分となる。

議決権の行使でもらえる「隠れ優待」も見逃せない。対象となるのは、2月末の基準日時点で100株以上保有し、5月ごろに開催される株主総会の議決権が与えられる株主だ。議決権を有効に行使することで、株主優待分とは別に株主優待KOMECAに500円分チャージされる。

外食好き必見!【クリエイト・レストランツHD】

【クリエイト・レストランツHD(3387)】は、多彩な外食ブランドを展開する大手飲食チェーンだ。

8月末または2月末時点で同社の株を100株以上保有する株主には、保有株数に応じて株主優待券(食事券)が贈呈される。優待券は『磯丸水産』『かごの屋』『しゃぶ菜』『鳥良商店』『あずさ珈琲』など、自社が展開するさまざまなジャンルの飲食店で利用できる。

100株保有時(必要投資額:約7.8万円)の優待額は、半期で1500円分(年間3000円分)、優待利回りは3.86%だ。800株以上を1年以上継続保有する株主には、優待額が上乗せされる長期保有特典も用意されている。

相互利用も可能【ビックカメラ&コジマ】

【コジマ(7513)】はビックカメラグループの会社であり、【ビックカメラ(3048)】が発行する株主優待券(買物券)はコジマの店舗で、【コジマ(7513)】が発行する株主優待券は『ビックカメラ(ソフマップを含む)』の店舗で、相互に利用できる(ただし、インターネット通販での相互利用は不可)。

◇ビックカメラ(3048)

【ビックカメラ(3048)】は、家電量販店『ビックカメラ』を全国に展開する会社で、『ソフマップ』や『コジマ』などを傘下に持つ。

8月末または2月末時点で同社の株を100株以上保有する株主には、保有株数に応じてビックカメラグループでの買い物に使える株主優待券(買物券)が贈呈される。

100株保有(必要投資額:約16.6万円)の場合、8月末時点で株主であれば1000円分、2月末時点で株主であれば2000円分の優待券がもらえる(優待利回り1.81%)。さらに、8月末時点で1年以上継続保有している場合は優待額がアップし、1年以上2年未満の保有で1000円分、2年以上の保有で2000円分が上乗せされる(2年以上継続保有時の優待利回りは3.01%)。

◇コジマ(7513)

【コジマ(7513)】は、家電量販店『コジマ』を全国に展開する会社であり、’12年に『ビックカメラ』の子会社となった。

8月末または2月末時点で同社の株を100株以上保有する株主には、保有株数に応じてビックカメラグループでの買い物に使える株主優待券(買物券)が贈呈される。

100株保有(必要投資額:13.2万円)の場合、8月末時点と2月末時点で株主であれば、それぞれ2000円分、年間で4000円分の優待券がもらえる(優待利回り3.03%)。さらに、8月末時点で1年以上継続保有している場合は優待額がアップし、1年以上2年未満の保有で1000円分、2年以上の保有で2000円分が上乗せされる(2年以上継続保有時の優待利回りは4.55%)。

『コジマ』は’26年1月と7月に相次いで優待を拡充し、100株保有時の優待額が倍増するなど、お得度が大幅にアップしている。

相互利用できるメリットを活かして、『ビックカメラ』と『コジマ』の株をそれぞれ100株ずつ持てば、どちらか一方の株を買い増すよりも少額の投資で、効率よく優待額を増やすこともできる。

無印良品が、何度でも7%引【良品計画】

【良品計画(7453)】は、『無印良品』の商品開発および店舗運営を行う会社だ。

8月末または2月末時点で同社の株を100株以上保有する株主には、『MUJI passport』アプリを通じて対象店舗での買い物が7%OFFになる電子クーポンが贈呈される(必要投資額:約42.6万円)。

電子クーポンは有効期間中は何度でも利用でき、『無印良品』の店舗のほか、ネットストアや『IDÉE』『Café MUJI』『Café & Meal MUJI』『MUJI Bakery』『MUJI Diner』などでも使える(ローソンや海外店舗・ネットストアは対象外)。

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今回取り上げた銘柄の権利確定日はすべて8月末(8月31日)であり、8月の優待を獲得するには、’26年8月27日(木)までの購入が必要だ。

※本記事はあくまで情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の勧誘や売買を推奨するものではありません。最終的な投資決定はご自身の判断で行うようお願いいたします。記事中の必要投資額、予想配当利回り、優待利回り(年間優待金額/必要投資金額)については、執筆時点(’26年7月17日時点)の株価(終値)および優待内容をもとに算出したものです。株価の変動や優待内容の変更により変化します。購入を検討する際には最新の情報をご確認ください。

取材・文:竹国 弘城

ファイナンシャルプランナー/ラポール・コンサルティング・オフィス代表。名古屋大学工学部卒業後、証券会社、保険代理店での勤務を経て独立。お金に関する相談や記事の執筆・監修を通じ、お金の問題について自ら考え、行動できるようになるためのサポートを行う。1級ファイナンシャルプランニング技能士、CFP®、宅地建物取引士、サウナ・スパプロフェッショナル