『NARUTO』火影岩の建設費用はいくら?ラシュモア山の公式データとニジゲンノモリの規模からガチ試算!

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木ノ葉隠れの里にそびえる火影岩。歴代火影の顔が並ぶ姿は、長く続く火の意志が途絶えることなく受け継がれている証なのかもしれません。そんな火影岩を現実の世界で作るならば、一体どれくらいの費用がかかるのでしょうか。   本記事では、火影岩のモデルとされている「ラシュモア山」の巨大モニュメントと、「ニジゲンノモリ」で再現された火影岩を参考に建設費用を考察します。

「初代~四代目」までの4人分で試算

大人気漫画「NARUTO」の最終回では、主人公のうずまきナルトが七代目火影に就任し、火影岩にはすでに7人分の顔が彫られています。
今回は株式会社集英社が運営する「少年ジャンプ+」で公開されている「NARUTO―ナルト―」の第1話の時点で彫刻されていた「初代~四代目」までの4人分をベースに、その建設費用を検証していきます。
 

対象を物語初期の4人分に固定

後の時代に作られる五代目以降の火影岩については、敵のペイン襲来による里の崩壊や、次に来るBORUTO世代の近代化に伴う経済規模の変動が大きくなることが予想されます。そのため、四代目までの火影岩に絞ってコストをシミュレーションします。

現実世界の「ラシュモア山」と「ニジゲンノモリ」を比較

火影岩の具体的な建設費用を弾き出すために、まずは現実世界にある「モデル」と「実物大アトラクション」、2つのスケール感を比較してみましょう。
 

モデルとなった「ラシュモア山」の公式スペック

アメリカ合衆国・サウスダコタ州にあるラシュモア山の「4名の大統領彫像」は高さ約18メートル、横幅約56メートルとされています。この巨大なモニュメントを完成させるため、1927年~1941年の14年間で、約400人もの作業員が動員されたといわれています。
 

実物大「ニジゲンノモリ」の火影岩のサイズ

兵庫県淡路島公園のアニメパーク「ニジゲンノモリ」にあるアトラクション「NARUTO&BORUTO 忍里」に再現された等身大の火影岩は、高さ約11メートル、幅約25メートルとされています。
現地でこの岩を見上げると、木ノ葉の住民たちが日々感じていたであろう「火影岩のリアルな臨場感と巨体さ」を肌で体感できるのではないでしょうか。

ラシュモア山の総工費を現代の価値に直すと?

火影岩の具体的な建設費用を弾き出すために、まずは現実世界にある「モデル」と「実物アトラクション」、2つのスケール間を比較してみましょう。
 

当時の総工費は約99万ドル

ラシュモア山の建設当時の総工費は、公式データによると約99万ドルとされています。うち85パーセント近くが連邦政府の資金から賄われ、残りは民間の寄付によって集められたといわれています。
 

現代の価値に換算すると「約30億円」

当時約99万ドルを、現代の土木インフラの物価指数や人件費に換算すると、約30億円にのぼります。忍術などの超常能力がない現実世界で、ゼネコンなどの業者に頼んで同じ規模の岩山を削るとなると、最小限でも約30億円かかる国家級の大事業といえるでしょう。

木ノ葉隠れの里なら「忍の技術」でどれだけ安くなる?

木ノ葉隠れの里が誇る「能力」や「術」をフル活用すれば、この建設費用を劇的にコストカットできる可能性があります。
 

チャクラと忍術で「足場代」「重機代」は0円へ

あらゆる術のエネルギーであるチャクラを足裏でコントロールすれば、垂直の壁を足だけでのぼることができるため「高所作業用の足場費用(約20万~30万円)」は不要といえそうです。
ただし、チャクラの残量は命に関わります。建築中に力尽きないよう、現場監督を担う忍が作業員の安全管理を徹底して行っているのかもしれません。
さらにダイナマイトや削岩機、ショベルカーといった高額な重機レンタル費・燃料費も、土遁(どとん)や起爆札(きばくふだ)で代用すれば、実質的な費用を資材費のみに抑えられる可能性があります。
起爆札とはチャクラが練り込まれた忍具の一つで、時間経過で爆発する和紙製の札とされています。クナイなどの飛び道具に結び付けたり、対象に貼り付けたりするなど、活用方法は多岐にわたります。
起爆札の費用に関しても明確な描写はありませんが、「NARUTO疾風伝 ナルティメットストーム2」などの家庭用ゲームではサクラやアンコから起爆札をプレゼントされており、あらゆる忍の定番の忍具であることから、束をまとめて購入できるような安価なものなのかもしれません。
 

人件費は「D~Cランク任務」で試算

作中の通貨単位は「両」であり、日本円に換算すると「1両=約10円」となります。
火影岩の建設・彫刻作業は他国との戦闘が発生しない任務であるため、下忍が受注するような「Dランク任務(5000~5万両)」または下忍・中忍が受注するような「Cランク任務(3万~10万両)」と同等の予算や給与が設定された可能性があります。
今回は、彫刻や崖の垂直のぼり、土遁使いなど高度な専門技術を要することから、1人あたりの報酬を「Cランク任務の最高額=10万両(約100万円)」、それをサポートする土遁使いの報酬を「Dランク任務の最高額=5万両(約50万円)」と、かなり手厚いホワイトな報酬設定で試算してみましょう。

火影岩の建設費用総額は60.6両(約606万円)!

ここまでのデータを統合すると、木ノ葉隠れの里が「術」を使って火影岩(初代~四代目)を建設した費用総額は「60万6000両(約606万円)」という結果となりました。
 

建設費用の内訳合算

火影岩の建設にかかる費用内訳は以下の通りです。


・足場の組立費用:0両(0円)
・Dランクの任務報酬(下忍4人推定):20万両(約200万円)
・Cランクの任務報酬(中忍4人推定):40万両(約400万円)
※下忍・中忍ともに平面計画、図面作成、基礎工事、給排水管の設備工事を含む。もしくは下準備なしで着工した可能性あり

・消耗品費(起爆札400枚推定):6000両(約6万円)
※起爆札1枚=15両(約150円)と仮定

現実の総工費との比較まとめ

現実世界での「ラシュモア山」モニュメントには、約30億円の費用と、14年という膨大な歳月がかかりました。
しかし、木ノ葉隠れの里ではチャクラによる垂直歩行、土遁による正確かつ高速な岩石加工という技術があります。建設費用を「約500分の1」に抑え、さらに工期も「数日~1週間」と圧倒的に短縮できたのではないでしょうか。
ナルトがペンキで火影岩に落書きをした際、イルカ先生に縄で縛られる程度のおとがめで済んだのは、里のシンボルでありながら経済的価値や物理的な脆さがないことが理由なのかもしれません。
 

出典

少年ジャンプ+ [第1話]NARUTO―ナルト― - 岸本斉史
U.S. National Park Service Student Guide - Mount Rushmore National Memorial
株式会社ニジゲンノモリ NARUTO×BORUTO | 忍里
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー