県出身者51人犠牲の沈没軍艦「長良」 水中探検家が潜水調査 船体とみられるもの撮影
戦時中の1944年、熊本県天草沖でアメリカ軍の攻撃を受けて沈没した軍艦「長良」には、富山県出身の乗組員が多く、およそ50人が犠牲になりました。その沈没地点の潜水調査がきのう行われ、船体とみられるものが撮影されました。
こちらが、熊本県天草沖の水深およそ100メートルの地点で撮影された映像です。
「長良」の船体とみられるものが映っています。
潜水調査を行ったのは、水中探検家の伊左治佳孝さんらのチームです。
乗組員には、北陸地方の出身者が多く、富山県出身者も戦時中、51人が犠牲になったとされます。
きのうは、船の先端付近をおよそ10分間にわたって撮影。伊左治さんらによりますと、大きさや劣化の状況から「長良」とみられるということです。
甲板を上に向けて沈み、マストを支える柱の可能性があるものも確認できました。
水中探検家 伊左治佳孝さん
「いい報告ができてよかったなと思っています。それが全てです。船を見つけた時も、これでいい報告ができるなと思いながら撮っていました」
潜水調査による画像や映像は、遺族や展示施設に贈ることを計画しています。
富山に住む長良の乗組員の遺族が、調査の映像をどう見たのかは、エブリィで改めてお伝えします。
