KNB北日本放送

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戦時中の1944年、熊本県天草沖でアメリカ軍の攻撃を受けて沈没した軍艦「長良」には、富山県出身の乗組員が多く、およそ50人が犠牲になりました。その沈没地点の潜水調査がきのう行われ、船体とみられるものが撮影されました。

こちらが、熊本県天草沖の水深およそ100メートルの地点で撮影された映像です。

「長良」の船体とみられるものが映っています。

潜水調査を行ったのは、水中探検家の伊左治佳孝さんらのチームです。

軍艦「長良」は、1944年8月7日、天草沖で、アメリカ軍の潜水艦の魚雷攻撃を受けて沈没し、乗っていた583人のうち348人が死亡したとされています。

乗組員には、北陸地方の出身者が多く、富山県出身者も戦時中、51人が犠牲になったとされます。

きのうは、船の先端付近をおよそ10分間にわたって撮影。伊左治さんらによりますと、大きさや劣化の状況から「長良」とみられるということです。

甲板を上に向けて沈み、マストを支える柱の可能性があるものも確認できました。

水中探検家 伊左治佳孝さん
「いい報告ができてよかったなと思っています。それが全てです。船を見つけた時も、これでいい報告ができるなと思いながら撮っていました」

潜水調査による画像や映像は、遺族や展示施設に贈ることを計画しています。

富山に住む長良の乗組員の遺族が、調査の映像をどう見たのかは、エブリィで改めてお伝えします。