デリバリー配達員のレクター氏が自身のYouTubeチャンネルで「出前館、決算予想が"大幅な下方修正"に… 配達員への影響は?」と題した動画を公開した。出前館が発表した決算予想の大幅な下方修正を受け、その背景や配達員への影響について独自の視点で懸念と提言を語った。

動画でレクター氏は、出前館が発表した業績予想の修正に関する資料を示しつつ、売上高が下がり、赤字が膨らんでいる現状を「売上高がここまで落ちてるのはもうきつい」と指摘。もともと黒字転換の予定だったが、今年3月から開始した店頭価格での提供キャンペーンも、開始当初は注文が殺到したものの次第に失速したと分析した。「売上が落ちてるってことは単純にユーザー減ってますからね」と厳しい現状を客観的に捉えた。

その要因として、約20日後にUber Eatsが店頭価格の提供で追随したことや、タクシーアプリ「GO」と連携するなど勢いを増している新興勢力「ロケットナウ」の存在を挙げた。さらに、出前館のシステム面の問題点にも言及。ダブル依頼時お届け先の距離が遠い点や、商品内容が確認しづらい点など、配達員にとって「使いづらい」システムが敬遠される原因になっていると解説。これらが無駄な単価上昇と顧客満足度の低下に繋がっていると懸念を示した。

配達員への今後の影響について、レクター氏は「報酬を減らすことはないかなと思います」と推測する。報酬を下げれば配達員が離れ、結果的に料理が届かずさらなるユーザー離れに直結するためだ。むしろ配達員を確保するための「ばら撒き」が行われる可能性を示唆しつつも、システム改修を行わなければコスト削減も難しいとし、「何かしら策を打たないと厳しい」と強調。親会社であるLINEヤフーからの資金援助や、アプリの抜本的な改善がない限り、出前館の苦境は続くとの見方を示して動画を締めくくった。

チャンネル情報

Uber Eats、出前館などフードデリバリー配達員を行う傍ら、YouTubeで配達員の情報発信をしています。