W杯敗退から半月…板倉滉が振り返るキャプテン就任の瞬間、32強敗退の思い「やり残したことはない」
日本代表キャプテンのDF板倉滉(アヤックス)が北中米ワールドカップ後の思いを語った。寝具メーカーの西川株式会社は18日、板倉のスペシャルトークショーを実施。W杯開幕直前に前キャプテン遠藤航が負傷離脱するアクシデントの中、急きょキャプテンを務めた板倉は「ブラジル戦の前にこれをやっておけばよかったという後悔は正直ない」と、悔しさを抱えながらも全力を出し切った大会を振り返った。
日本はグループリーグを1勝2分の2位通過で勝ち進んだものの、決勝トーナメント1回戦(ラウンド32)でブラジルに敗れ、ベスト16進出はならなかった。大会直前には主将の遠藤が負傷離脱。板倉は初戦オランダ戦の3日前、森保一監督から突然キャプテン就任を告げられた。
「朝ごはんを食べ終わって練習に行く20分くらい前に、森保監督から遠藤選手の離脱とキャプテンをやってくれと言われた。その瞬間はまずびっくりした思いも強かった。だけど試合3日前だったので考えるというよりは、やるべきことにすぐ切り替えられた」(板倉)。予期せぬ大役にも動じず、即座にスイッチを入れたという。
主将としての役割は「意識しすぎなかった」と強調。「チームのために必要だと思ったことは絶対にやる。躊躇して言うのをやめようとか、そういう考え方は無しにした。思ったことは言う。必要と思ったことはやる」と、自身のスタンスを明確にし、ピッチ内外でチームを束ねた。
前回大会と比べて、オランダやブラジルといった強豪相手にも対等に戦い切ったことをチームの成長した点に挙げる。「普段から海外で強豪とやることが当たり前の状況にみんなが身を置いている。対オランダ、対ブラジルでもビビることはなかった。カタールのときもビビっているわけではないけど、リスペクトしすぎているところもあった。でも今は常に対等でいられる」と手応えを口にした。
一方で、ラウンド32敗退の現実は重い。ブラジル戦までの準備については「やり残したことは正直ない」と言い切りつつ、「いま持っている自分たちをぶつけたと思うけど、それでも負けたというのは認めざるを得なかった」と実力差も受け止めた。
帰国から半月が経とうとする中でも悔しさは消えていない。「一人になったときに思い出して悔しくなることはある」と明かす一方で、「応援してくれた人たちから声をかけてもらって感謝しないといけない」と周囲の支えにも言及。「もっと結果で恩返ししたかった。もう一つ上に行っていたら、さらに盛り上がったと思う」と悔恨をにじませた。
20日の決勝ではスペインとアルゼンチンが対戦する。帰国後はそこまで観戦できていないというが、決勝の行方は「スペイン」と予想。4年後に向けては「悔しい思いがずっとある。サッカー選手である以上、次のW杯は目指さないといけない」と力を込めた。
(取材・文 石川祐介)
「朝ごはんを食べ終わって練習に行く20分くらい前に、森保監督から遠藤選手の離脱とキャプテンをやってくれと言われた。その瞬間はまずびっくりした思いも強かった。だけど試合3日前だったので考えるというよりは、やるべきことにすぐ切り替えられた」(板倉)。予期せぬ大役にも動じず、即座にスイッチを入れたという。
主将としての役割は「意識しすぎなかった」と強調。「チームのために必要だと思ったことは絶対にやる。躊躇して言うのをやめようとか、そういう考え方は無しにした。思ったことは言う。必要と思ったことはやる」と、自身のスタンスを明確にし、ピッチ内外でチームを束ねた。
前回大会と比べて、オランダやブラジルといった強豪相手にも対等に戦い切ったことをチームの成長した点に挙げる。「普段から海外で強豪とやることが当たり前の状況にみんなが身を置いている。対オランダ、対ブラジルでもビビることはなかった。カタールのときもビビっているわけではないけど、リスペクトしすぎているところもあった。でも今は常に対等でいられる」と手応えを口にした。
一方で、ラウンド32敗退の現実は重い。ブラジル戦までの準備については「やり残したことは正直ない」と言い切りつつ、「いま持っている自分たちをぶつけたと思うけど、それでも負けたというのは認めざるを得なかった」と実力差も受け止めた。
帰国から半月が経とうとする中でも悔しさは消えていない。「一人になったときに思い出して悔しくなることはある」と明かす一方で、「応援してくれた人たちから声をかけてもらって感謝しないといけない」と周囲の支えにも言及。「もっと結果で恩返ししたかった。もう一つ上に行っていたら、さらに盛り上がったと思う」と悔恨をにじませた。
20日の決勝ではスペインとアルゼンチンが対戦する。帰国後はそこまで観戦できていないというが、決勝の行方は「スペイン」と予想。4年後に向けては「悔しい思いがずっとある。サッカー選手である以上、次のW杯は目指さないといけない」と力を込めた。
(取材・文 石川祐介)
