「拍手係の集団が」「学芸会ではあるまいに」党首討論で背後にズラリ…“高市応援団”にSNS上でツッコミ殺到 法学者も指摘「脇役の皆さんは静かにしていた方がいい」

会期末を迎えた国会で、改正皇室典範や改正刑事訴訟法など、国家の根幹を揺るがす重要法案が次々と可決・成立する中、SNS上では「党首討論」での“ある光景”が大きな注目を集めている。
□討論の直前、笑顔で現れた高市早苗総理大臣を、ずらりと立ち並ぶ大勢の自民党議員らが拍手喝采で出迎えた。さらに、高市総理が答弁を終えるたびに一斉に拍手を送る姿が映し出された。SNSを中心に話題を呼んでいるこの“高市応援団”の光景について、ニュース番組『わたしとニュース』では、法学者の谷口真由美氏とモヤモヤを語り合った。
「授業参観」「花道みたい」…自民議員らの拍手喝采を谷口真由美氏がバッサリ

番組では、党首討論の直前に、入り口付近に総立ちになっている自民党議員らが高市総理を拍手で迎え入れた後、答弁のたびに一斉に拍手を送る実際の映像を紹介。
これに対し、谷口氏は「(自民党の)数がもの凄く多いから、SNSでも言われてるように、ほんまに『授業参観かいな』っていう感じですよね」と苦笑い。自民党内では、当選1回の議員に対して、高市総理の党首討論を見ておくようにという呼びかけがあったということだが…
「(総理が出てくるときに)花道をバーっと作って、お芝居の役者さんが出ていくときのような盛り上げ方をしていた。そこまで盛り上げんと(答弁が)できへんのかなと思ってしまう」と、演出にも見えかねない自民党側の姿勢に疑問を呈した。
他党でも党首討論などの応援に議員が駆けつけることは珍しくないというが…
谷口氏は「授業参観するのも、社会見学するのもやったらいい」としつつも、「(国会法44条に基づく)本来の委員会のメンバーではない脇役の皆さんは静かにしていた方がいい。何か1回1回『わー』とかやる方が、見ていてちょっと恥ずかしいというか、うん?という感じがした。野党もやってはるかもしれないけれど、(自民党の)数が多いだけに、出席者の人たちの『圧』にみえるような状況になるのもおかしいですよね」とコメントした。
「打たれ弱い」「総理大臣だよ、何で守らなきゃ?」SNS騒然

SNS上でも、この “応援風景”に対し、「学芸会ではあるまいに」「打たれ弱いんでしょうね…」などといった声が相次いでいる。
現在、支持率が低下しつつある高市総理。皇室典範の改正に関しても世論が割れている。苦しい状況の中で、党内だけでも盛り上げていこうということなのだろうか。
谷口氏は「そうやって(無理に盛り上げているように)見えるから、かえって良くない(逆効果な)気がしましたね」
党内の“結束”をアピールするための拍手喝采だったのかもしれないが、「身内の過保護なパフォーマンス」とも映ってしまったのかもしれない。(『わたしとニュース』より)
