120分間フル出場したアンダーソン(左)。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

写真拡大

[北中米W杯・準々決勝]イングランド 2−1 ノルウェー/7月11日/マイアミ・スタジアム

 現地時間7月11日にマイアミで開催された北中米ワールドカップの準々決勝で、イングランド代表がノルウェーと対戦。延長戦にもつれ込む死闘の末に、2−1で勝利を飾った。

 36分にシェルデルップのゴラッソで先制されたものの、前半アディショナルタイム1分にベリンガムのゴールで追いつくと、1−1で突入した延長戦の93分に、再びベリンガムが勝ち越し弾。接戦を制した。

 この試合で、120分間フル出場したイングランドのMFエリオット・アンダーソンは、ボランチ、インサイドハーフ、再びボランチとポジションを代えつつ驚異的な運動量で攻守に奮闘した。

 前半アディショナルタイムには、相手のゴールキックを自陣で収めると、そのまま推進力のあるドリブルで持ち上がり、ゴードンへパス。ベリンガムが奪った同点弾の起点となった。
 
 このアンダーソンは、0−1で敗れた3月の日本戦で、ひどい出来の選手が少なくなかったなか、唯一好印象を持った選手だった。ファウルではあったが三笘薫を潰すシーンが何度かあり、「ここまで潰すか」とそのハードな守備に驚いたものだ。

 改めて、この試合でも小さくないプレゼンスを発揮した23歳は、イングランドの中盤で不可欠な存在になりつつある。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)

【記事】「エゴを出したいヤツは大会が終わってからにしてくれ」堂安律が敗戦後に明かした発言の“真意”「世間の人と感覚が違う」「それほど牙を抜かれたわけではない」【W杯】