モロッコ戦でもトップ下でプレーしたオリーセ。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

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 北中米ワールドカップの優勝候補、フランスは準々決勝でモロッコを2−0で撃破。危なげなく、3大会連続のベスト4に駒を進めている。

「なんて贅沢な使い方なのか」と感じるのが、マイケル・オリーセだ。個人的には、世界最高の右ウイングだと思っているが、セネガルとの初戦の途中からウスマンヌ・デンベレとポジションを入れ替え、トップ下でプレーしているのだ。

 ここまで5アシストをマークしているものの、得点はゼロ。8ゴールのキリアン・エムバペ、5ゴールのデンベレと比較すると、脇役に回っている感は否めない。右ウイングであれば、カットインからの左足のシュートで、2〜3点は奪っていたのでないか。

「なぜ」とは思うが、ディディエ・デシャン監督は、その方がチーム全体のバランスがいいと考えているのだろう。
 
 ドイツ王者バイエルンで、昨季に驚異の15ゴール・19アシストをマークしたアタッカーを、これほど贅沢に使えるのはフランス代表だけではないだろうか。他のチームなら、オリーセ中心のチームになっているはずだ。ある意味、恐ろしい。

 モロッコ戦では2人抜きからのダブルタッチパスでチャンスを演出した。もちろんトップ下でも違いを作り続けている。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)

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