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動画配信中の20代の女性が刃物で刺され死亡した事件の裁判。殺人の罪などに問われた男が被告人質問で、“被害者とのトラブルを世間にさらしたかった”とする動機を話しました。

■「配信者だから顔に傷つけたらいいと」

“ライブ配信者”として活動していた佐藤愛里さん。狙われたのは、その「顔」でした。

高野健一被告(44)
「配信者だから、顔に傷をつけたらいいという考え」
「少し傷つけるとか、ちょっと思いついたくらいでした」

しかし去年3月、東京・高田馬場で起きたのは、ライブ配信中の殺人事件でした。佐藤さんの顔や体には、55か所もの刺し傷や切り傷が残されていたといいます。

佐藤さんをナイフで刺して殺害した罪に問われているのは、高野健一被告(44)です。先週に引き続き行われた6日の被告人質問で、その動機を語りました。

検察側
「殺すつもりがあったのでは?」

高野健一被告(44)
「殺すつもりはなくて無我夢中で、自分の意思で行動している状態ではありませんでした。事件になればいいという考えでした」

検察側
「世間に被害者のこれまでの行動をさらしたいと思った?」

高野健一被告(44)
「そうです」

■“恋愛感情”抱き…総額255万円ほど貸したか 

“さらしたかった行動”とは、2人の間で起きていた金銭トラブルです。

佐藤さんのファンで“恋愛感情”を抱いていたという高野被告は、直接連絡を取る仲になった佐藤さんに、総額255万円ほどを貸していたといいます。

高野健一被告(44)
「消費者金融から100万円借りて佐藤さんに貸した後『もう50万円借りて』と言われて、もう借りられないと伝えたら、佐藤さんが責めてきた。そこで怪しいと思った。返済お願いしますと言っても無視が続いていて確信した」

裁判
「好きという気持ちは?」

高野健一被告(44)
「返済がなかった時にお金を返してもらうだけの関係になった」

■達成感問われ「ないです」

裁判で明るみに出た金銭トラブル。

高野被告は、事が公になったことへの達成感について、弁護側から問われると…

高野健一被告(44)
「(達成感は)ないです。間違ったことをして、申し訳ないと思っています」

次回の裁判は、10日に予定されています。