YouTubeチャンネル「ヅカ -新たな視点のディープ観光」が「【西寒川駅】神奈川で消滅した「もう一つの終点」の線路を見つけました【相模線】」を公開した。動画では、神奈川県のJR相模線から分岐し、1984年に廃止されたわずか1.5キロほどの路線「西寒川支線」の廃線跡を辿り、今も住宅街に残る鉄道の記憶を鮮明に伝えている。

動画は、JR相模線の寒川駅からスタートする。駅の窓から外を見下ろすと、本線から分かれて手前で途切れた草生い茂る線路が確認できる。これがかつての終点・西寒川駅へと伸びていた西寒川支線の痕跡である。ヅカは駅から歩を進め、廃線跡が整備された遊歩道「一之宮緑道」へと足を踏み入れる。

緑道を進むと、道の途中に突然、赤茶けた巨大な車輪が現れる。さらに進んだ「一之宮公園」の敷地内には、当時の枕木や砂利とともに約200メートルものレールがそのまま保存され、傍らには路線の歴史を解説するパネルも設置されている。ヅカは「廃線跡の道路や緑道って全国にたくさんありますが、ここまでしっかり、線路などを分かりやすく残していると、詳しくない人でも気軽に歴史に触れられていいですよね」と語り、レトロな廃線跡を歩く体験の魅力を伝えている。

さらに緑道を抜けた先にある「八角広場」に到着すると、そこにはわずか20メートルほどの線路が残されている。この場所こそが、かつての終着駅である西寒川駅の跡地である。駅舎や駅名標はすでにないが、代わりに「旧国鉄西寒川駅 相模海軍工廠跡」と刻まれた石碑がひっそりと建ち、列車に乗って人々が行き交っていた当時の面影を偲ばせている。

散策の終盤、ヅカは現役時代の西寒川駅と共に歴史を歩んできた、創業100年近い老舗和菓子屋「豊月堂」でおまんじゅうを堪能し、廃駅めぐりを締めくくった。西寒川支線の廃線跡は、単なる跡地ではなく、地域と鉄道の歴史を今に語り継ぐ貴重な空間であることが分かる動画となっている。

チャンネル情報

オーバーツーリズムをしなくても非日常に ※動画内の情報には誤っているもの、最新でないものもありますのでご了承ください