三野宮鈴容疑者

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 6月10日、高知市内で麻薬「ケタミン」を所持していたとして麻薬及び向精神薬取締法違反で逮捕されたフォロワー5万人超のTikToker・青木敬士郎容疑者(28)。同月26日には、現場で行動を共にしていた職業不詳の三野宮鈴容疑者(22)が「共同所持」の疑いで新たに逮捕された。

【写真を見る】水着姿やバニーガール姿を披露していた三野宮容疑者。白目をむきキマっている表情の青木容疑者。

 実は、三野宮容疑者は意外な顔を持っていた。NEWSポストセブンの取材で、彼女が恋愛リアリティ番組に出演したこともある人気グラドルだったと分かったのだ──。

 事件の概要を地元紙記者が振り返る。

「現場となったのは6月9日の深夜、高知市中心部の繁華街でした。『SNSで薬物をやっている動画に出ている男を見た』という通行人からのタレコミを受け、警察官がバーから連れ立って出てきた青木容疑者と女に職務質問を実施。青木容疑者は採尿を拒否し、立ち去ろうと抵抗を見せました。しかし、最終的に強制的に採尿され、車内のリュックサックから2.67グラムのケタミンが発見されたことで翌10日に緊急逮捕。当時の調べに対し、青木容疑者は『自分のものだが、中身は知りません』と否認していました」

 最新の状況について、捜査関係者が明かす。

「職務質問の際、三野宮容疑者は任意同行に応じ、採尿を済ませて帰宅しました。その時点での尿検査の結果は『陰性』だったため、当初は現行犯逮捕には至りませんでした。

 しかしその後、青木容疑者のスマートフォンなどを解析した結果、2人が1週間以上にわたって行動を共にし、車中泊などをしていた事実が判明。一緒に移動していたという状況から、青木容疑者のリュックから見つかったケタミンについて、『共同所持』と認定して逮捕状を請求しました。三野宮容疑者は6月25日に神奈川県の保土ケ谷署に出頭し、逮捕に至りました」

 取り調べに対し、三野宮容疑者は「私が持っていたものではありません」「車にケタミンがあることも知りませんでした」と容疑を否認しているという。

三野宮容疑者は『今日好き』出演の人気グラドル…

 先述したように、逮捕された三野宮容疑者は、若者の間で広く知られるグラビアアイドルであり、インフルエンサーだった。芸能プロ関係者の話。

「三野宮容疑者は2020年、『今日、好きになりました。夏空編』(ABEMA)に出演しました。愛嬌抜群のルックスと明るいキャラクターで大きな注目を集め、番組内では見事カップル成立を果たしています。

 その後は『ミスマガジン2022』で読者特別賞を受賞し、グラビアアイドルとしても活躍。ティーンの間ではインフルエンサーとしてブレイクし、『スーパー現実逃避YouTuber』を名乗るなど、親しみやすく飾らないキャラクターで多くの支持を集めていたんです」

 一方の青木容疑者も、TikTokやYouTubeで活動するインフルエンサーとして、ネット上では一部で名の知れた存在だった。中には100万回以上再生される動画もあり、白目を剥いたり目の焦点が合わず虚ろな表情を見せる姿を配信していた。

 インスタグラムのフォロワーは12万人を超え、若者世代から多くの支持を集めていた三野宮容疑者。なぜ薬物事件に巻き込まれてしまったのか。その背景には、青木容疑者との数年にわたる関係があった。2人を知る女性が、絶対匿名を条件に明かす。

「2人は以前から交際しており、渋谷のナイトクラブなどによく出入りしていたと聞きます。2年ほど前にはスペインなどヨーロッパへ一緒に旅行していました。青木容疑者の動画に三野宮容疑者の声が入っていたほど親密な関係です。

 ただ、青木容疑者は仲間想いで陽気な"いい意味でアホなやつ"。良くも悪くも周りに流されず悪気なく我を通すタイプなんです。旅行先でも『1人行動しよう』と言い出しことで2人の仲が険悪になり、一度距離が離れて破局したと聞いていました」

 青木容疑者の周囲には当時から薬物の影がチラついていたようだ。前出の知人女性は、「今回リュックのポケットから見つかったように、青木容疑者は普段からパケも隠さずにラフに持ち歩いていたようです」とも明かした。

 青木容疑者に対しては、実の父親も静かな怒りを滲ませた。NEWSポストセブン取材班が以前、青木容疑者の実家を訪れた際、父親は息子のSNS活動や薬物使用について「知りませんでした」と驚きつつも、こう吐露していた。

「馬鹿なやつですよ。ひっぱたくだけですよ。ご面倒かけてすいません」

 ティーンに人気のインフルエンサー薬物系TikToker。一度破局してもなお引き寄せ合ったのはなぜなのか、そして再び行動を共にしていた2人の間に一体何があったのか──。

関連記事では、逮捕された青木容疑者について詳報している。