【FIFAワールドカップ2026】チュニジア代表 0-4 日本代表(日本時間6月21日/モンテレイ・スタジアム)

【映像】鎌田大地の「芸術的バックヒール弾」

 日本代表のMF鎌田大地が技ありの一撃を決めた。MF中村敬斗からのグラウンダーのクロスにバックヒールで華麗に合わせた先制点にファンも歓喜した。

 日本代表は6月21日、FIFAワールドカップ2026のグループF第2節でチュニジア代表と対戦。4分に鎌田の2試合連続ゴールで先制すると、その後はゴールラッシュを展開。FW上田綺世が2得点、MF伊東純也もネットを揺らし、4-0の大勝を収めた。日本にとっては、2010年南アフリカ大会のデンマーク戦(3-1)を上回るワールドカップ最多得点での勝利となり、アジア勢としても大会最大得点差での白星となった。

 ラウンド32進出に向けて勝利が必須となった一戦で森保ジャパンに勢いをもたらしたのが、4分の先制点だ。GK鈴木彩艶からのビルドアップでDF冨安健洋から鎌田に縦パスが入ると、背番号15はダイレクトで上田に繋ぐ。このプレーでチュニジア守備陣のプレスをひっくり返すと、上田からMF田中碧を経て左サイドのMF中村敬斗にボールが渡る。

 中村は内側へ切れ込む素振りを見せながら縦へ突破。ペナルティーエリア左深くまで侵入すると、左足でマイナス方向へ折り返した。

 密集するゴール前では鎌田が、DFモンタサル・タルビと接触しながら上手くスペースを作る。そして、身体が流れながらも、左足のバックヒールで合わせる鮮やかなフィニッシュで先制点をもたらした。

「歴代W杯ゴールの中で最も美しい崩しかもしれない」の声も

 DAZNで解説を務めた久保裕也氏(元日本代表FW)は「相手の枚数は結構いますが、バックヒールですね。凄いです」と、鎌田の芸術的なフィニッシュを絶賛した。

 ちなみに、データ会社『Opta』によれば、4分での先制点は日本代表にとってW杯史上最速。2試合連続ゴールは2002年大会のMF稲本潤一に続く史上2人目で、両得点を決めるのに要した試合時間は5分(オランダ戦が89分、チュニジア戦が4分)で日本史上最短だった。

 この先制点はSNSでも大きな話題となり、ファンからは「日本代表歴代ワールドカップゴールの中で最も美しい崩しかもしれない」「ヒールで決めるところがニクイ」「うんま」「オシャレすぎる」「今大会のラッキーボーイは鎌田さんで決まりやな」「鎌田の1ミリの次は鎌田のバックヒール」「凄技や」「相手は腹立つやつw」など多くの反響が寄せられた。

 なお、この勝利で勝点4まで伸ばした日本代表は、得失点差でオランダ代表に次ぐグループFの2位に。6月26日の第3節では現在3位のスウェーデン代表と対戦する。

(FIFAワールドカップ2026)