山形放送

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今週は地球のためにいいことを考える「グッド・フォー・ザ・プラネット・ウィーク」です。YBCニュースエブリィのSDGs企画、2回目は再生可能エネルギーの活用や地域のゴミ拾いなどを通して持続可能な社会を目指す鶴岡市の企業を紹介します。

5月19日、鶴岡市の大山地区です。早朝から、ごみ拾いを行う人たちがいます。
大山地区に本社がある金属加工メーカー「田村技研工業」は、年に一度、全社員が参加しての清掃活動に取り組んでいます。

田村技研工業 松浦祐也さん「吸い殻とか小さいゴミが意外といっぱいあって普段車で通っていると見えないところだが、目を凝らしてみると意外とごみがあるなという印象。地域全体がきれいになってとても気持ちのいい作業ができてよかった」

「田村技研工業」が作っているのはさまざまな種類の精密部品です。その精密部品は、例えば、スマートフォンに入っている半導体を製造するための機械の部品となります。
一方で、地球環境に配慮した取り組みを10年ほど前から始めました。
その一例が、太陽光発電です。社屋と工場の屋上の一面に発電パネルを設置し、機械を稼働させる電力の1割を賄っています。
こうした取り組みのきっかけとなったのが取引先からの声です。環境保護が世界的な課題となる中、半導体においても環境に配慮した製品がスタンダードとなり、製造機械の部品の段階から環境への配慮を求めるメーカーが多いといいます。

田村技研工業 田村昌樹社長「昨今のSDGsの観点で環境に配慮した生産活動ができているかというのもそうだし、メーカーさんが必要としている正しい品を正しく調達できているかを証明するという意味でも環境活動は求められている」

地域のごみ拾いは環境活動の一つで、地域貢献も兼ねて20年近く続く会社の恒例行事です。20代から60代まで幅広い世代の社員たちが地域を掃除しながら交流も深めて

田村技研工業 石川裕太さん「社会の中でも重要な活動だと思うし、この活動を通して自分自身もごみを出さないようにやっていきたいと思う」
田村技研工業 渡部陽子さん「清々しい気持ちでごみを拾っていると新鮮な気持ちになる。仕事も効率よくできるので環境だけでなく会社のためにもなっている」

「田村技研工業」は地域の学校などと連携し、これからの時代を担う若い世代を育成するための取り組みにも力を入れています。去年7月にはものづくりの面白さを体感してもらおうと、地元の中学生を対象にした職場体験を2日間にわたって実施。製造業の未来につなげる取り組みとして今後も継続していく予定です。現在の社屋のすぐ側に建設中の新工場には、町工場としては珍しいイベントホールも設置。地元への恩返しとして地域の人を招いた催しを開くことを計画しています。

田村技研工業田村昌樹社長「これからも日本の製造業は成長して伸びていくと思っているので確かな技術を未来に繋げながら持続的に成長していきたい」

地域とともに成長し、持続可能な企業を目指して。「田村技研工業」の取り組みは続きます。