山形放送

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5月18日の山形県内は、ことし初めて真夏日を観測するなど、各地でことし1番の暑さとなりました。
急に暑くなると心配なのが熱中症です。体が暑さに慣れていない今の時期に行う暑さ対策で大切なことを取材しました。キーワードは『暑熱順化』です。

中川アナ
「山形市内は手元の気温計は34度を超えています。湯殿山神社では神輿を担いで威勢のいい声が響いています」

山形市の湯殿山神社では奉祝記念大祭が行われ、威勢のいい声が街中に響きました。
18日の県内は高気圧に覆われた影響で、山形で最高気温が33度真夏並みの暑さとなり、県内19地点でことし最高を記録しました。
担ぎ手の額には大粒の汗が吹き出します。

街の声「暑い中だけど清められて清々しい気分」
   「暑いです すごく暑いですでも最後まで頑張ります」

本格的な夏を前にガンガンと照り付ける太陽。
16日から季節外れの暑さとなる中、17日、天童市にある飲食店では行列がありました。お客さんのお目当ては…。

「ガリガリ」「マンゴーミルクのソフトトッピングでございます」「デッカ!」

夏の風物詩、かき氷です。
こちらのお店では約20種類のかき氷を販売していて、最高気温28.3度を観測した17日はかき氷の注文が相次ぎました。

客「おいしい」「やっぱり暑いので涼みたいと思ってかき氷を食べに」「娘からかき氷食べに行きたいと言われていたので」
Qどうしてかき氷食べたかった?
「暑いから」
赤塚製氷赤塚弘行社長「25度未満だとアイスクリーム・ソフトクリームが売れる。30度近くになるとほとんどかき氷の注文になる。例年になく(かき氷の)販売数が増えている」

一気に夏がやってきたような県内。しかし、街の人からはこんな心配事が聞かれました。

街の声「子どもの熱中症がとにかく心配です」「やっぱり熱中症ですかね」

熱中症です。
今月4日から10日の1週間に全国で熱中症で救急搬送された人の数は454人と去年の同じ時期に比べ約1.8倍。
さらに気象庁によると、6月から8月の天候の見通しは、全国的に気温が「高い」見込みとなっています。
最悪の場合は死に至る熱中症。熱中症を防ぐには今からの対策が有効だと医師はいいます。

山形県立中央病院救急救命センター長武田健一郎副院長「これから暑くなってくるのでこの時点から暑さに慣れる暑熱順化を進めていただけたら」

暑熱順化とは、本格的な暑さになる前に体を暑さに慣れさせることです。
では、どのように暑さに慣れる体を作るのでしょうか。

山形県立中央病院救急救命センター長武田健一郎副院長「散歩やランニング自転車に乗るなどの運動を15分から20分くらい継続して行うと効果的」

さらに、室内でも簡単なストレッチで暑熱順化ができるといいます。

山形県立中央病院救急救命センター長武田健一郎副医院長「関節を動かした運動になります腕であれば腕を持ち上げる、肘を曲げる伸ばす」
Qこの動きで大丈夫?
「続けると汗ばんできますので汗ばんだ状態は 効果が出てくる」

さらに足を上下に持ち上げる運動も効果的だといいます。

中川アナ「いま一通り動きましたけどちょっとポカポカしますね」

武田副院長によりますと、軽く会話ができる程度で動かすことが長く続けるコツだということです。
もうすぐ夏本番。熱中症に備えるため今からの対策が必要です。