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今年3月に大分市で行われたトライアル大分オープン・アマチュアの部で優勝したのは、立命館アジア太平洋大学の足立拓海選手(4年)でした。100か国以上から留学生が集まる大学で、ゴルフ部を立ち上げて2年。前人未到の道でプロテスト合格を目指す、異色の選手に迫りました。

【写真を見る】平均飛距離300ヤード 100か国以上の留学生集う大学からプロゴルファー目指す 足立拓海選手 大分・立命館アジア太平洋大学

英語飛び交うキャンパスでクラブを振る

大分県別府市の山の上にキャンパスを構える立命館アジア太平洋大学(通称APU)は、世界122の国と地域から留学生が集い、日々学びを深めています。

国際色豊かなキャンパスで、ゴルフに熱中しているのが4年生の足立拓海選手です。

創部2年で初ビッグタイトル 運も味方に

足立選手は今年3月に大分市で行われたトライアル大分オープン・アマチュアの部で優勝。創部2年目のゴルフ部に初のビッグタイトルをもたらしました。

(APUゴルフ部4年・足立拓海選手)「日に日に優勝のうれしさと、自分のゴルフに対する自信もついてくるようになった」

プロ選手も出場し、タフなコースセッティングとなった大会。足立選手は最終ホールのティーショットが、カート道で跳ねトラブルとなります。

しかし、次の一打で見事にリカバリー。このピンチをボギーでしのぎ、74の2オーバーで優勝しました。

(足立選手)「最終ホールを見てくれた人が、『頑張れ頑張れ!』とグリーンに行ったとき声をかけてくれて、上がったら『優勝あるよ!』と言われて。そのときはうれしかったです」

一度は競技から離れるも 「仲間とゴルフがしたい」

京都府出身の足立選手がゴルフを始めたのは小学生の頃。高校を最後に一度は競技から離れる決断をしました。

(足立選手)「入学したころはキャンパスとゴルフ場がとても遠いことから続けるのが難しいので第一線からは離れていました。京都の実家に帰ったときに父とやるくらいでしたが、試合に出てみたいとは思っていました」

しかし、大学で出会った仲間とともにプレーを再開することを決意。自ら学校に掛け合いゴルフ部を創部しました。

(足立選手)「今まで1人でずっと活動していたので団体戦に出てみたいという気持ちはありました。部活になって先輩や後輩ができて、みんなでゴルフをできるのが一番楽しいです」

部員には留学生も 「学業もゴルフも尊敬」

留学生を含めて20人が活動するゴルフ部。仲間とプレーすることでゴルフの楽しさを再認識した足立選手は、後輩への指導を通じて自らの技術を見つめなおしています。

(外国人部員)「僕みたいな下手な生徒にも良い先生だよ。スイングも本当に美しいしね」

(日本人部員)「ひたすらにゴルフが上手でめっちゃ親身に話してくれます。学業もゴルフも尊敬しています」

平均飛距離300ヤード プロテスト合格へ 

ドライバーの平均飛距離は300ヤードと、類まれなポテンシャルを持つ足立選手の理想は、マスターズを連覇したロリー・マキロイ。大分で出会った仲間との絆をあふれるパワーに変えて、今年夏のプロテストで合格を目指します。

(足立選手)「ここ数年のレベルアップは大分の方々にサポートしてもらって実力が上がっていると思う。将来はいろんな人から応援されるプロゴルファーになれればいいかなと思います」