【判決】母子3人が乗った自転車が軽乗用車にはねられ母親(39)が死亡 2歳の男の子は後頭骨骨折「急ブレーキが間に合わなかった」【前編】
横断中の自転車に衝突 2歳と5歳の男の子の母親(39)が死亡
昨年(2025年)5月7日午前7時43分頃、香川県高松市番町の交差点で、高松市の女性会社員(当時20)が運転する軽乗用車が自転車に衝突。
【この記事の画像を見る】2025年事故当時 ゆがんだ自転車 前部の壊れた軽乗用車 事故のあった横断歩道
自転車を運転していた女性(当時39)が死亡し、一緒に乗っていた当時2歳と5歳の子ども2人がけがをしました。
高松地方裁判所は今年(2026年)3月24日、過失運転致死傷の罪に問われていた被告に判決を言い渡しました。
事故の概要
昨年5月7日午前7時43分頃、高松市番町の交差点で、被告が運転する軽乗用車が、横断中の自転車に衝突しました。
自転車を運転していた女性(当時39)は病院に運ばれましたが、頭を強く打っていて、約2時間後、病院で死亡が確認されました。
自転車に同乗していた男の子(当時2)は、後頭骨骨折等の傷害で約30日間、もう一人の男の子(当時5)は、約7日間を要するけがをしました。
横断歩道の手前で徐行せず 急ブレーキが間に合わなかった
判決文によりますと、被告は、交差点を南から北に直進していたところ、対向車線に東から南に左折する車両がいて、横断歩道の見通しが困難な状況にあり、横断歩道の手前で徐行するなどして横断歩道及びその付近を横断してくる自転車等の有無や、その安全を確認しながら進行すべき自動車運転上の注意義務があるにもかかわらず、これを怠り、安全確認が不十分のまま漫然と時速約42キロメートルで進行したとしています。
その結果、被告は折から横断歩道付近を右方から左方に向かい進行してきた自転車を右前方約8.7メートルの地点で認め、ブレーキ措置を講じたものの間に合わず、自車前部が自転車の左側部に衝突したということです。
この事故で、自転車に乗っていた母子3人を自転車もろとも路上に転倒させたとされています。
▶この記事の【後編】を読む 「被害者は第3子を妊娠していた」
